けだもの的レシピ
柚 子種化粧水

試作実験ナンバー「1201」ぱなけあ印のす きんろーしょんだぁ。

化粧水なんて今まで使ったことないので、っ てか、何のために使うのかも よくわかりませんが、
柚子の加工で余る大量の種を原料とすると、種の周りについているペクチンの作用によって、
質の良い化粧水が作れるって事なので、挑戦してみました。

柚子の種化粧水1,000mlを作る場合

材料:柚子の種100g、35度焼酎500ml、精製水500ml、スピリタス50ml、
   精油(お好みで)5〜10滴(今回はイアンギラン…もとい、イランイランをチョイス)
道具:900ml程度の瓶、漉し器、ガラス瓶(小)、200mlの製品容器

@柚子加工時に取り分けた種(洗わない)と焼酎を分量通り瓶に入れます。
柚子の種
A気がついた時に瓶を逆さにしたりして静かに種を撹拌します。
B3週間位経つとゾル状ともゲル状ともつかない状態(もっちりヌメヌメ・粘性の強い鼻水みたい)になるので、
 漉し器で種、果実粕等を取り除き、瓶に戻します。これで原液の完成です。
原液
Cガラスの小瓶にスピリタス50mlをいれ、お好みの精油を5〜6滴垂らし、蓋をして、撹拌し1日置きます。
 アルコール濃度が高いので、精油でもよーく溶け込みます。これで香りの元が完成です。
D200mlの容器に原液100mlと、香りの元10mlを入れ良く撹拌します。パッと白濁します。
配合準備原液注入
Eさらに、容器いっぱいになるまで精製水を注ぎ、蓋をした後良く撹拌します。白濁した化粧水になります。
 これで、仄かに香る化粧水が完成です。香りが不要なら、原液と、水だけでOKです。こちらは透明化粧水。
香り注入仕上げ
☆彡完成した化粧水はナマのもですので、冷蔵庫で保管します。
  原液はそのまま1年程度保存できるようなので、化粧水は無くなってから作り足すのが良いかと。
  また、原液には、鎮痛作用もあるらしいです。肌に合えば関節痛等に塗ってみるのもありかも。

とりあえず、ちょこっと原液が余ったので手に塗ってみます。
ヌルヌル。。。スベスベ。。。モッチリ。。。
おお、乾くとさらっとベトつかない。冬の風呂あがり、乾燥肌なんかによいのかも。(根拠なし)
では、化粧水の使い心地ですが・・・うん、まるっきり、よくわかりません。。。
毎日顔とかに塗りたくってますが、どうも。ってか、そもそも何のために化粧水ってつかうんだろ??
ので、誰かに感想を聞くしか無いのですが、問題は誰をモルモッ・・・被験者にするか・・・ですね。(笑

1週間後。
2体の実験動…被験者(中年、高齢)に感想を聞きました。(両者共、利用前にパッチテストをしてもらっています)
被験者1:もっちりしっとり、化粧水としては、良い品質。このまま利用し続けたい!
被験者2:乾燥肌にも良いね!ってか、もっとちょうだーい。
・・・だそうで、それなりに好感触でした。あとは、20代の若者データが採れると良いのですが。
まぁ、一応成功ってことですかね。。。

因みに、冬場は小分けにして、入浴時に容器ごと浴槽に入れて燗しておき、風呂あがりに乾燥が気になる
箇所に塗りたくると、良いらしいです。



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