素材の味をそのまま食し、食用の向き不向きを判断してみます。 ・・・親鶏の様に滋味あふれた美味しい肉を想定しているのですが、どうなるのでしょうか? 材料:カラス腿肉(1羽分)、カラス手羽元(1羽分)、ネギ(1本)、岩塩(適量)、胡椒(適量)、野菜くず(適当に) ごま油(適量)、柚子胡椒(あれば) 道具:楊枝、焼き網、炭火(適量) @カラスの手羽元、もも肉から骨を抜いて一口サイズに 切り分けます。(骨はガラスープに) A予め肉を外したガラ、足、手羽の骨を適当に切って、 フライパンで乾煎りします。 B鍋に野菜くず(今回はネギの葉、人参のヘタ、ニンニク1片、 生姜1片、キャベツ芯)を適当に入れます。 Cガラに火が通り、香味が出てきたら、鍋に移し、お水と、粒胡椒(5〜6粒) を入れて、ストーブにでものせておきます。(2時間以上ね) Dネギを2cm程度に4〜5片切ります。 Eネギまの要領で、カラス肉とネギを楊枝にさしていきます。今回は6本出来ました。 F炭火の上に焼き網をのせ、肉に塩胡椒を振って火が通るまで焼けば、 カラス肉の炭火焼が完成。 Gお椀に微塵にしたネギをたっぷり入れます。削った岩塩も適量入れます。 胡椒も少々。 Hお椀にストーブの上で煮たっているガラスープを注げば、カラスガラの ネギスープの出来上がりです。 カラスのネギまには、柚子胡椒をちょっと付けて食べます。!!ん!!美味いです。肉にコクがありますね。 ちょっと硬めですが、噛むほどに味が滲み出てくるようです。けだもの臭も殆どありませんし。 そしてガラスープ。こちらは1〜2滴ごま油をたらしてから頂きます。 これは。。。即席仕立てのネギスープとは思えない上品な味わいが。ガラが大きいからけっこういい味が 出てるんですよね。余ったスープで、ポトフや、中華卵スープを作ってみようかな。 え〜っと、これであればカラスって、喰えないこともないかな。といっていいかと。だからって、好んで 狩る獲物でもないですねぇ。まぁ、黒い羽根がほしくなったときに狩って、せっかくなのでお肉も頂くって かんじでしょうか。それにしても、口に入れた瞬間、生前の黒い姿がよぎるんだけど。。。 |