けだもの的レシピ
カ ラス胸肉のステーキ

洋風にアレンジしてメインにしたてあげます。


これなら、一寸ぐらい野性味があっても、美味しくいただけるのでは?と云うことでチャレンジしてみます。
ってか、そもそも何でカラスなんだぁ?って話ですが、狩猟鳥獣って、美味いから獲るんだよね?って
疑問に、先輩ハンターさんから、ムクドリは1万羽に1羽、フグよりも強い毒を持つ奴がいるから、食べたら
イカンのよ。って・・・曰く、ウジやら、毒虫やらを沢山食べて、その毒性が蓄積されるんだそうで。。。
よくよく調べてみると、ムクドリの毒で死んだ人って居ないようですね。。。どうも、ムクドリは、害虫等
を捕食してくれる益鳥なので、獲っちゃイカンってなったのが話しの始まりで、その抑止として、実しやかに
毒を持つ個体がいるとなったようでした。で、その先輩猟師さんに聞いたのが、カラスも不味くて喰えたもの
でねぇ!!って話でして。。。こうなるとどんな話も一旦は自分で調べてみないと気の済まない性分でして、
カラスの食用についても調べてみたんです。で、色々出てはくるのですがネット上の情報では、
カラスは喰えない位マズイとか、いや、思いの外美味しいとか・・・てんでバラバラの情報が散見され。。。
ただ、なんというか、どうも実際に口にしたヒトは少ないようでしたので、本当のところが知りたい!!って
事で自分で喰らってみる事に行き着いたわけです。

材料:カラス胸肉半身分(100g)、ジャガイモ中(1個)、ニンニク(1片)、醤油(適量)、ブランデー(適量)、
   人参(1欠け)、バター(10g)、食用油(グレープシード大さじ0.5)、塩・胡椒(適量)、ケチャップ(適量)
道具:電子レンジ、フライパン、


カラスステーキ焼
@ジャガイモ、人参は皮をむいて乱切り にして皿にのせふわりと
  ラップしたのち5分程レンジでチン。


Aカラスの胸肉に塩胡椒をしておきます。


Bフライパンに油を回し温まった頃合いを見計らってカラス肉を入れます。
  片面に焼き目が付いたら裏返してこちらにも焼き目をつけます。




Cブランデーを適量たらして火を通していきます。




カラスステーキ完成
Dバター5gを加えてさっと風味をつけたら皿に盛ります。

Eレンジから、イモを取り出し、適量の油をフライパンにたらし、
  そこに入れてざっと炒めます。

Fイモと人参にさっと焦げ目が付いたらお皿に盛りつけます。

Gフライパンにニンニクスライスと醤油、バター5g、ブランデーを
  入れて火にかけます。 バターが溶けた頃合いにケチャップを
  入れて掻き混ぜながら煮切ります。


H出来たソースをお肉、付け合わせにかけて出来上がりです。



お味は。。。微かに野鳥の風味は残っているっぽかったが、美味しく食べられます。
ただ、やはり肉自体の特徴ってんですかね、よくわからないんですよね。味付けが濃すぎたのかな?
逆に付け合わせには、お肉の香味が移っていてかなり美味しくなってました。
あと、個体にもよるのでしょうが、お肉が固めだったので、煮込み系の料理の方が合うかもしれないです。
まぁなんと言いますが、全然不味くはなかったってのは確かでしたね。



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