けだもの的レシピ
竹 筒焼とカッポ酒

竹筒の蒸し焼き料理です。これといった決まり は無いので、インスピレー ションで勝負しましょう。


今年は新年飾り用の竹細工を作成しなかったので切り出してきた竹が結構余っていたので、
ちょっと、竹筒を使った蒸し焼き料理&カッポ酒と洒落こんでみました。
この「カッポ」と言うのは、カッポ酒を注いだ時、カッポカッポと音がする為との事だそうですが
・・・今までやってきたけど、そんな音聞いたことない・・・事は忘れましょう。(笑


2人前程度を作る場合。
道具:竹筒鍋(真竹1節分)、カッポ容器(真竹 中太 1節分)、ボール、包丁、まな板、長火鉢、炭
材料:ニンニク(1欠片)、醤油(大さじ3)、鶏モモ(1枚)、ニラ(1束)、モヤシ(1袋)、舞茸(1パック)、
   その他(ご自由に)、日本酒(2合程度)

先ずはかっぽ酒
カッポ酒
@炭を熾し囲炉裏に移します。炭は、樫の黒炭と、備長炭を1:3位の割合で、1時間程度火力を
 保持できる量で良いと思います。
Aカッポ酒容器に日本酒を注ぎ、炭火の近くに刺し立てかけて置きます。あまリ近づけないように、
 熱源から、100mm程度離しておくのが妥当です。
B15分〜20分程度ですかねぇ。竹の芳香が漂い出したら、出来上がりです。程よい熱燗となっています。



竹筒の蒸し焼き
素材



@ニンニクを粗微塵にして分量の醤油 とボールに入れておきます。
具材作成
Aニラをざっと洗って水を切ってから、40mm程度にざく切りしておきます。
Bモヤシもざっと洗って水を切っておきます。
C舞茸を適当な大きさに切り分けておきます。
D鶏モモ肉を小さめな一口サイズに切り分けます。
E切り分けた材料をボールに入れ、にんにく醤油がまんべんなく絡むように混ぜあわせ、1時間程置いて
 おきます。



具材詰込み
F囲炉裏に炭を入れてから、竹筒容器に、Eの具材を蓋より少なめに詰め込みます。
 (無理に詰め込むと、汁が溢れてしまうので、控えめが宜しいかと。)



竹筒調理
G蓋をして火の上に掛けて20分程待ち、中身がぐつぐつ煮えて火が通れば完成です。
 (竹表面が思い切り焦げるようだったら、少し火勢を削いでおきましょう)



仕上がり
H中身を取り終えたら、再度、残りの具材を入れて蓋をしておけば今度は10分程度で焼けます。
☆食べ終えた後、残りのスープにひやご飯を入れるとこれまた美味しい雑炊になります。



酒と肴。冬場にまったりとするなら、ゴールデンな組み合わせだと思います。体も温まりますし、
炭火をつついたりしていると時間が経つのも忘れてしまいます。
ニンニク醤油とニラと肉、絶妙ですね。
肉は、鶏でも良いですが、カモ、キジ、ヒヨドリ、キジバト、等でも美味いです。
・・・小鳥のガラは炭火でこんがり焼いて熱燗に入れるとこれまた美味しいですし。。。
他に、キノコ類と魚介+バターを中身にしても美味しく仕上げられます。
本来、屋外で楽しむ料理なので、様式、中身等色々チャレンジすると面白いと思います。
次は獣肉での組み合わせを見つけたいかなぁ。




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