けだもの的レシピ
鴨 のすき焼き

コクってんですかね、相当美味しく食べられる かも。


野鳥独特のクセがコクにかわる感じかな。さらに、ぱなけあ的持論だけど、猟期の初旬にこれを食べておけば
インフルエンザにかかりにくくなるって寸法ヨ。ってのも、インフルエンザウィルスってのは、渡り鳥が持って
きているなんて言われていて、まぁ、それを獲って、喰らっちゃぁいるんだけど、鴨すきとして、火を通し、
ウィルスを不活性化させて喰っているってわけよ。そもそも、予防で利用するワクチンも不活性化させたウィルス
なわけで、まぁ、ワクチンを喰らってる事になるわけだ。平たく言えばワクチンの経口摂取だな。
・・・科学的な根拠とかないんだけど、とは言え、今まで鴨すき喰らってた年にインフルエンザにかかった
事なかったし。そう考えると、鴨料理って薬膳になるのかもねー。

鴨スキ 3人前(鴨スキのみの場合)

材料:陸鴨1羽(マガモ、カルガモがお薦め。コガモなら2〜3羽)、カモガラ精肉時の物、食用油(大匙1)、
   大根、ネギ、しらたき、焼き豆腐、白菜、セリや菊菜、えのき等を適量。
   割り下100ml(本返しを利用なければ、醤油、みりん、酒、砂糖で適当に作る)、卵(適量)
道具:出汁取り用鍋、土鍋、フライパン

かもすき1
 @鴨肉は予めささみ、胸肉、手羽元、手羽先、腿肉、せせり身、細切れ、皮に精肉しておく。



かもすき2







A鍋でお湯を沸かし、煮立ったら、カモガラを入れて、30秒程茹で、こぼす。

B再度鍋にガラと、水を張り、ネギの青い部分を3〜5本いれ、弱火で煮だす。

C沸騰前から、アクが浮き出すので、火を最弱にして、アクを掬っていく。30分程度煮て出汁をとる。


D胸肉、腿肉は、薄くそぎ切りしておく。

かもすき3
 E大根を大きめに笹掻きする。


かもすき4
 Fフライパンに食用油を入れ、手羽元、手羽先、腿肉、せせり身、細切れ、皮を炒める。



かもすき5
 Gいい感じに炒めたら、笹掻きした大根を入れ更に炒める。



かもすき6  
H油がまわり、ある程度炒めたら、すべてを土鍋に移し、割り下25ml、鴨出汁50mlを入れて、
 蓋をして煮る。 (この時、下茹でしたシラタキも入れておくとよい)



かもすき7
I鍋に入れる材料を切りそろえ、鍋に入れられる状態にしておく。


かもすき8
J大根に味がしみてきていたら、残りの割り下と、鴨出汁200mlを入れ、一端沸騰させる。



かもすき9







Kネギ、香菜以外を入れて火を通す。
L香菜を入れ、鴨肉と、ネギを入れて、蓋をして、さっと熱を通せば完成。


かもすき10







鴨肉はほんのり赤みが残っているくらいが美味しくたべられる。取り皿に卵を割り、卵をつけながら
具を食べる。肉自体も美味いけど、大根や、焼き豆腐にも鴨のコクが染み込んでいて、相当美味いよ。
ガツガツ喰らいつくす。
事前に蕎麦を打っておいて、食べ終わると同時に蕎麦を茹で上げて、残りの汁を蕎麦つゆにすると、
本物の、鴨南つけ蕎麦になる。
これは、喰った人にしかわからないかもしれないが、感動すること間違いなしの美味さとなる。


今年の年越しは、鴨南つけ蕎麦でいってみるか。。。


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