けだもの的レシピ
鴨のつくね

煮て良し、焼いて良し、揚げて良し。どんなも のにも合わせられます。


野鳥って苦手〜。って人でも大抵は美味しく食べられる料理の一つ。
種を冷凍しておけば、必要な時に簡単に用意できるのが更に嬉しい感じなので
獲物に余裕がある場合はからなず作り置く一品になってます。


鴨1羽ぶん。(1Kg程度になるかと。)

 材料:鴨丸のまま(1羽)、塩(50g)、酒(20ml)、砂糖(20g)、山芋(100g)、長ネギ(中1本)、生姜(4分の1)
    卵(中2個)
 道具:計量器、計量カップ、鍋(中)、ボール(大)、ブレンダー、フードプロセッサ等、ラップ
 
@ 鴨を解体します。
  身とガラ(腿と手羽元の骨も分けておきます)、砂肝、レバー、ハツと、取り分けておきます。

鴨肉  内臓系


A ガラの処理をします。
  首、身体のガラをブレンダー等で細かく粉砕します。※細かく粉砕出来ないようなら、ガラを
  入れるのを諦めましょう。(舌触りが悪くなったり、口内を傷つけてしまうので。。。


B 肉を処理します。
  肉を適当な大きさに切り分けてから、、砂肝、ハツ、レバーと共にフードプロセッサや、
  ブレンダーでミンチにします。
  ※食感を残したい場合は少し粗めにします。
  ※この時、綺麗に処理した食道、気道、小腸を混ぜ込むと後述のような効果が期待できます。

肉みんち  ミンチ済み


C 薬味の用意をします。
  ネギを分量だけ粗みじんにします。生姜は、分量だけすりおろします。
  山芋は皮を剥いておきます。

香味具材


D つくねの仕込みをします。
  A〜Cの材料と、分量の塩、酒、砂糖、卵をフードプロセッサに入れ、1分〜2分(おこのみで)
  回し、つくねにしていきます。

つくねのもと


E つくねの茹で上げの下処理をします。
  Dのつくね(生)は、そのままでは少し柔らかめなので、茹でるためのとりわけがとても面倒なので、
  ラップを広げ、大凡長さ300mm、直径20mm程度の円柱になるよう、具の量を加減して、ラップごと巻き寿司を
  巻く要領で巻いていきます。5〜6本できるかと。これを冷凍庫に2時間程入れておきます。
  ☆長さは、冷凍庫の横幅に合う長さにすると良いでしょう。
  ☆凍ったつくね巻ですが、すぐに使わない場合は、ジップロックに入れて冷凍しておけば、1〜2ヶ月は保存可能です。


F つくねの茹で上げを行います。
  鍋にお湯を沸かしておきます。
  沸騰したら、冷凍されたつくねから、ラップを剥がし、10〜15mm厚の輪切りにして、お湯の中に入れて行きます。
  1〜2分程度で浮かんでくるので掬い上げ、お湯を切れば出来上がりです。(あまり長く茹でないのがコツです)
  この状態で冷まして冷凍保存することも可能です。

茹でる!  つくねちゃん


このまま食べる事もできますが、スープの具にしたり、串焼きにしたり、鴨すきの具にしたりすると宜しいかと。
野鳥が苦手!と言う方でも抵抗なく美味しく召し上がって頂けたので、万人向けの調理法となるかと思います。
因みに、ぱなけあ。的な解釈になりますが、実は全ての鴨さんは、インフルエンザのウィルスを保菌しています。
A型の多は、喉のレセプターに。B型の多くは腸管に。。。で、ウィルスさん達は、細胞内に浸透しているので、
気道組織や、腸組織は生ウィルスの宝庫な訳です。で、内容物や、粘膜を綺麗に洗い、ウィルスが溢れている
組織をツミレに混ぜることにより、ツミレがウィルスに汚染されてしまう訳ですが、熱湯で茹で上げるため、
ウィルスは不活性化されてしまいます。で、この状態ってのは、不活性ワクチンと同等のものになりますので、
経口摂取ではあるのですが、ワクチンを体内に入れたことになるわけです。
んで、そうすると多分、ワクチンを受けたのと同じ効果が得られるるってすんぽうです。
まぁ、ワクチンと同じなので伝染らないのではなく伝染っても軽い症状で済む位のものではあるのですが、
冬の前に数千円と高額なワクチンと同等の効果が美味しく得られると思うとなんとなく得した
気持ちにもなるってもんです。
因みに、Fで使った茹で湯ですが、全て茹で上げると結構良い出汁が出たスープになりますので、ごぼうや
人参、大根等を細切りにして投入し、柔らかくなった所でつくね2〜3個を4つ位に切って入れ、お酒、薄口醤油
で味を整えれば、美味しい鴨つくねの根菜スープができます。

すーぷ


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