2012年11月23日 曇時々小雨 人生初の狩りに行ってきました。 駆け出しド素人のぱなけあは、当然狩場の見当もつかず、どうしようかと思っていた所、 父の友人Y氏が同行してくれ、色々狩場を教えてくれると云うことになりました。 当日の寅1つに集合し、Y氏に対し丁重に、敬いつつ挨拶をしまして、早速猟場に向いました。 新参者なので、とりあえず様子見ですね。ほぼ言われた通りに行動してみる事にしたのですが。。。 道中は、今までの武勇伝をずぅ〜っと。どうやら経験も豊富で色々な大会で優秀な成績を収めている ようでした。狩場付近に到着しますと、日の出時刻を確認してから、ぼちぼちと準備を初め、日の出 直前に配置に付きます。Y氏曰く、水辺に付いていたら、とりあえず弾を掛けてみろとの事。外して飛び立った のがいればオイラが撃つし。って事で、忍者よろしく、気配を察知されないよう慎重に池のほとりに近づきます。 鳴き声が聞こえたので付いていそうな雰囲気でして、心臓バクバクもんです。ソーっと首を伸ばして池を覗きますが 何も見当たりません。。緊張を解し警戒モードを解き、姿を晒しますが飛び立つ気配はありませんでした。 どうやら最初の池には、獲物が見えません。あの鳴き声は??と思いましたが、Y氏曰く、際のヤブに入っている かもって事で、隣の池に向かうことにしました。谷を挟んで反対側にある池ですが、こちらは、撃つ場所が狭く、 先にY氏が覗くことに。慎重に覗き、いないかな?っと緊張をほぐした瞬間にカルガモ2羽が左手下方から飛び 立ちました。Y氏が散弾を掛けまして、1羽水面に落ちましたが、半矢の様で泳ぎもがいています。 これならとすかさずぱなけあが、空気銃で1発。頭を狙いましたが、立射だったため、胸元に命中です。 ひっくりがえって、足をばたつかせています。確かな手応えはあったのですが。。。それでも、カモは 懸命に、対岸の芦がある岸辺に泳いで行きました。 場所を確認して、捕獲しに向かおうとした所・・・あれなら、直ぐにお陀仏するから、今時間を掛けて取りに いかなくても良い。との事。それより、次の猟場教えるからそっちを見てから、取りに戻ろう!だって。 え???そうなの???なんせ、初体験なだけに、疑問を抱えながらも言いなりになるしか無かったんです。 それでは、ってことでいそいそとY氏の銃から放り出された薬莢を拾っていると、「そんなもん、拾わなくても いい」って・・・ええええぇぇぇ〜??ぱなけあの頭の中では、「マナーは???」の言葉が渦巻いています。 とりあえず、珍しいとか、近所のガキに見せる等適当に理由付けして拾いましたが。。。多分去年放っておいた 分も。。。。 その後、別の池を教えてもらいそのついでに、空気銃なら、こっそり撃てる所というのを教えてくれました。。 その池では先客(バサー)が来ておりカモどころではありませんでしたが。。。 2〜3池を教えてもらい覗き込みましたが、どうもカモはいないようです。。。Y氏もそれなら、と元の池に 回収に向います。。。が、カモを探したのですが既におらず・・・潜って息絶えたか、もっと別場所に移動 したのか??って事で諦めることに。。。。。まじっすか。。。orz 一旦その場を離れ、荒地の猟場を教えてもらいました。ハト、ヒヨドリ、カラス、キジ等が豊富にいるそうです。 丁度、対面の木の枝にハトがとまっており、ちょっと撃ってみろって事に。まぁ、見事に逃げられたのですが。 やっぱ隠れて待ち撃ちしないとむりでしょ(^^; としているところ目の前にキジが舞い降りてきたんです。。。私が撃とうとすると、ちょいまて!とY氏が 興奮気味。。。えええぇぇぇ〜?? 銃のじゅんびを整え車から出てきた時には、キジさんは、ボサに潜り込みまして。。。あ゛〜あぁ。 ぱなけあ的にはあれなら外さない自信あったんですけどね。いかんせん教えを請う身。勝手はできません。 相当時間がたったので、三度元の池にもどると、なんと、マガモが4羽。まさかいるとは思っていなかった らしく、Y氏、焦って準備をはじめます。今回はどうやら、私に狙撃させてくれないようで、水面を狙い 散弾で撃ち掛けます。1羽水面でばたついています。ので、またもや、私が止め矢をいれます。が、一切飛べない状態 でしたが、対岸の葦原に泳いで入って行きます。 ここも、すかさず回収に向かおうと思いましたが、隣の池を見てから行こうってことに。。。。 まぁ、結果は言うまでもなく。。。見失いました。。。そりゃそうですよね。。。Y氏はあまり獲物に執着が ないようでして。。。私の中で描いていたハンター像が。。。 最後にってことで、山の上にある池に案内してくれましたが、そちらも空振り。かと思いきや、父が突然、 「おりる、おりる、おりるぅぅっ!うっ!うっ!!うっっ!!!」そ言ったと思ったら、上から川鵜がまいおりました。 用意をして、撃ちおろし15m程度でしょうか。狙おうとしたら、得意の潜水。暫く水面を広く見ていると、 70m程の処に浮上。狙えば撃てたのでしょうが、どうも私的食の的からはかなり外れている部類の鳥種でして。 銃の狙いを外しました。んで、ちょっと考えたのですが、一端コッキングして弾を込めた場合空気銃では、その弾を どうやって抜くのでしょうか・・・?安全装置をかけていたとしても、まずいっすよね。。。なんて思っていると 鵜が飛び立ちまして、そこをY氏が射掛け見事命中。ただ散弾ですので、水に舞い落ちても元気に泳ぎ、潜水を します。この辺の生命力ってすごいですね。。。次に浮上した時は、とても苦しそうでしたので、込めた弾の解放 にもなると思い、私が止めを行いました。たぶん首の付け根に当り、もがいているところにY氏が散弾で、5号、 7.5号と、2発掛けまして・・・昇天です。てか其処まで撃ちこまなくたって・・・ んでもって、今回は率先してY氏が獲物を回収に向かいました。。。なんで?? それでいてY氏も父も獲物自体はいらないと。。。えっと、私もぜんぜん欲しくないのですが。。。 ただ、このままだと足だけ切って、身体は、廃棄しそうな勢いだったので、仕方なく、私が身体側を引き取る 事に。。。 初猟は、そんなこんなで、お昼位にあがりまして、Y氏と別れてから、父にいろいろききまして・・・ どうやら、拾わなかった薬きょう等は土に還る・・・仕様だそうで。。。う〜ん、納得できないですが ちゃんと自分の気持ちで注意できない自分もいるわけでして。今後は、自分だけでも気が付いたら 拾って帰るかなって事でおちつきました。。。 とは言え、ある程度獲物の集まる雰囲気とかは分かりましたし、経験値稼ぎとしては良かったのかも。 今後の課題としては、猟場の開拓はもちろんですが、猟仲間の開拓が第一ですかね。。。 もしくは独りで行くのが世話なしなのかもしれません。 |