狩猟を始めて3シーズン目を迎えるというのに、銃の腕前は一向に上達せず。。。 翌々考えてみると、近隣で銃猟が可能な土地がない・・・1番近くの狩猟可能区域までも車で1時間は かかるし、そういった土地だと、空気銃でのほほ〜んと狩猟できるような所ではないし、獲物もなかなか 見当たらない。んぢゃぁ、撃てて、そこそこ獲物が入る地域まで足を伸ばすと、2時間半程。そこいらすら 造成が入ったり、ぽつんと家が建ったりして、猟場を探すほうが一苦労となってきているし。 では、射撃場で練習って言っても、公式に空気銃もOKな50m級の射撃場は、猟場よりも遠方にあるし。 こんなんだもん、早々腕が上がるわけもないよね。等と自分に言い聞かせてみたりするものの、 鴨肉は、美味しいし、色々加工し甲斐もあるので、沢山獲りたいなぁって気持ちがむらむらとこみ上げ 良い猟場はないかとじぃ〜っと、狩猟用の地図を眺めてみたり。 それにつけても、淡青の地域が増えたなぁ・・・・ ん??? そういえば、淡青の地域って、銃猟は出来ないけど網や、罠は良いんだったな・・・と そうおもってよくよく見れば、地図の8割方は、網罠OKぢゃん!!銃猟が出来ず指を咥えて見ていた あの川岸でも網なら行けるんじゃね?!!ってわけで、 たしか、猟友会の先輩に網専門のプロの方がいたなぁと浅い記憶をたどれば、シーズン納めの、飲み会で シーズンで150〜200羽程度獲れるよ―といっていた事まで思い出せた。 これは、もう網猟の師事するしか無い!と一念発起し、すぐさま連絡。頼み込んで師事させて頂く 許可をえて直ぐに、網猟免許取得の申請を行った訳です。 網猟免許についても、事前講習会が行われ、そこそこのお金を取られてしまうのだけど、そこはまぁ、 割りきって、講習会に参加してそこそこのヒントを頂いてから翌週に行われた本番テストに行ったのですが。。。 まぁ、事前にヒントを頂いていただけに、何事も無く、合格!を頂けてしまいました。自己評価だと満点でしたけど どんなもんだったんですかね。 免許が届いたら直ぐに隣の県の網猟申請を実施。 このへん、猟友会を通さなくでも自分でなんとかなるもんです。 保険については、自動車保険の特約で1億の個賠に入っていたので、それで問題ないことを保険屋さんから、 役所の方に説明いただいたりして、許可を得ました。 で、早速師匠に連絡。メイン猟具になる網と、ワイヤーは、師匠のお父さんが作成した物が猟友会の支部長宅に余っているそうで そちらを何年か貸してもらえるって事になりました。 後は、段取りだそうです。ここまでになるのに猟期の約2週間前でしたので、今から猟場を探すのも難しいということで、 師匠の猟場を1箇所貸して頂けるということに。 猟場に行き、段取りの取り方を教えていただき、整備を開始。約半日の土方仕事で、綺麗な猟場に仕上げることが出来ました が・・・・翌日から3日間程酷い筋肉痛になってしまいました。 段取りが終わったら、2〜3日置きに餌を撒いて鴨を寄せる様にするとのことなので、仕事帰り後にそそくさと通い 餌撒きを実施。 そして迎えた初日の夕方。師匠についてきてもらい、網の設営方法を教授頂く。設営後、網の引き方も教えてもらい 後は夜が来て、鴨がよるのを待つばかり。。。 20時まで待ちましたが、全く来ず。orz 翌日が仕事だったため、この日は諦めて、網の片付け方を教えてもらい終了となりました。 ・・・・翌週土曜日。午後から独猟デビューです。日没前に設営を完了させ待機。この日は、18時過ぎ頃でしょうか。 息を潜めて待っていると、下流から上がってくるマガモ雄が1羽。そして、空から2羽程が近場に着水。 しばらくすると3羽とも、ポイントに入り餌を食べだしたので、落ち着いて、一気に網を引き、見事3羽Getできました。 案ずるより産むが易しって事でしょうか。 慌てずに網の上から首を掴み1羽づつ処理してから、撤去の準備を開始。準備が終わる頃には、カモたちの血も抜け、 息絶えているので絡まった網から外して、綺麗に撤去します。 ・・・・因みにすごく興奮していたので、冷静に動けていたかは自分ではよくわからないのですけど。 最後に、余っている餌を撒いて次回に備えます。 そんなこんなで、なんとか、獲物を取ることができました。しかも、マガモが3羽。肉質最高。 これ、ハマっちゃいますね。 |