生活だもの
土 釜炊飯

土釜で炊いたふっくらご飯。これがスタンダードなんです。


まずはお米。釜で炊ける最大量で炊くようにします。
3合炊きとなっていましたが、この土釜では、4合まで炊けました。
と言うわけで、4合のお米を用意して事前にお米を研いで、
1時間以上水に浸けておきます。・・・ただあまリ長い間浸けて
おかないほうがよいかと。長くても3時間位にしておきます。
お米浸水

その後炊き始める訳ですが、炊く直前に水の量を調整します。
水の調整の仕方はお好みで。電気釜で炊く時より気持ち多めの
方が上手くたけると思います。

竈に土釜はじめちょろちょろ
竈に土釜とスカートをセットして、火を点けます。
最初は、まぁ、弱めに細い木や、割り箸なんかをちょろちょろと
燃やしていき、徐々に太目の薪を入れていきます。

なかぱっぱ
15分〜20分位薪を絶やさず燃やしていくと土釜内が沸騰してきて
蓋の外側に泡がでてきます。
私はここで薪を1〜2本追加して焚き口に蓋をします。
5分程度そのまま放置しておくと、吹き出していた泡も落ち着いて
きます。
白ごはんにする場合は、このタイミングで火から降ろします。
おコゲを入れたい場合は、お好みで3〜5分多く放置しておきます。

火から降ろして更に10分程度蒸らしたら完成です。
その間におかず等の最終準備をしておきましょう。
ふっくらごはん
10分たったら蓋を開けますと白くふっくらと立ったご飯が炊けています。

直ぐにご飯を頂く場合は、ご飯を撹拌せず、上からそっと掬ってよそった
方が美味しいです。
直ぐに食べない場合は撹拌して空気を入れておかないと硬い塊になって
しまって美味しくなくなりますが。

たまごかけごはん
では、炊きたてご飯に卵を掛けて頂きます。
炊きたての熱で卵が半熟状になってウマい!!ですよ。
最近では、いただきものの昆布のふりかけで食べてますがこれも最高です。

おこげを入れたご飯の場合は、多少のごはんを土釜に残して、たまり醤油を
垂らしたら、おこげをこそげながら混ぜあわせておこげ醤油オニギリに
します。これまた美味しいんですよね。

ただ、薪を使った竈炊きなので、土釜はどうしても煤がついてしまいます。
洗う時に少し手間がかかりますが、その不便さを差し引いても
便利さより美味しさの方が大きいですね。
・・・ガスで炊いても美味しいのでしょうが、ガスで炊いた事が無いので
分かりません(^^;

どちらにしろ、炊きたての味をしめるともう電気釜には戻れないですね。


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