獲物だもの
コ ガモ

ちっちゃいけれど、味はよいぞぉ。数が揃えばマガモにだって負けません。

こがも
今シーズン、単独出猟で初ゲットしたのがこいつら。コガモ(雄ちゃん)でした。
4〜5羽の群れで泳いでおり1羽を撃つも、他が飛び立たなかったのでもう1羽。
2羽目が結構暴れたので、残りは飛び立ってしまいましたが・・・
上手く当てれば、全羽獲ることもできたかもぉ?

とはいえ、独りで連続して2羽も取れたのでちょっとコーフン。だってうれしくってさ。
ってわけでその日はそれで納銃。まぁ欲かいても良いこと無いしぃ。まだ8時前でしたが(笑

1羽目は約72mで首の付根。バシッ!コロッ!
2羽目は約45mで羽の付根。バシッ!ひっくり返ってバタバタ!って感じでした。
ロストしないように確認してから、カモ引き寄せ用リールを使って無事に回収。
因みにフックはステン針金とアルミ管で自作。
それにしても・・・こりゃ、空気銃の猟友ができるまでは単独猟の方が勝手がよいかも。。。
散弾撃たれると皆飛び立っちゃうしね。

現場で処理してもよかったのですが、今回は羽もちょっと採取したいなぁと思い
自宅まで持って帰る事にしました。
大抵の情報では、カモは獲ったらすぐに腸を抜くのがセオリーって出てますが、以前から
それってどぉなの?と思っていた所、ぱなけあ的に言いたいことがすべて綴られているホームページに
めぐりあいまして・・・ああ、やっぱりねぇ。そうだよねぇ。と言うわけで腸抜きは一切行いません。
毛は丁寧に抜いて、綺麗な部分、尾羽根と、手羽を第一関節で落として採取しました。
ダウン部分は今回も採取せず。。。毛羽を抜いていると毛じらみっぽいのが出てきたんだもん・・・
綺麗な部分、尾羽根は羽飾りにして、手羽は消しゴム粕払いに加工していきます。

毛羽毟り後の処理はカルガモと同様。ただ、個体が小さい為熟成期間は5日間程度としました。
砂肝、肝臓、心臓は、下処理をしたのち牛乳に漬けてから串焼きに。
熟成させた個体は、半身づつ骨を外します。胸側から骨にそって肉をはがしていくと、手羽元と腿まで
一体になった肉塊を左右1枚づつで計2枚取る事ができます。
残ったガラはジップロックに入れて冷凍しちゃいました。

肉塊は、塩コショウで炭火焼に。これ、じつは鍋よりとっても美味いです。小ぶりとはいえ胸肉は
歯切れもよく喰いごたえは十分あるし、腿や手羽元はちょっと固いけど味が素晴らしい。肉の旨味が
凝縮されているって言うのかな。パナケアの好物である親鶏腿の炭火焼より、ギュッと詰っているようで
やみつきになります。

コガモは肉が少ないから狩猟対象としては敬遠されがちっぽいですが、機会さえあればどんどん
喰らいたい位なので、積極的に獲っていきたいターゲットに決定です。




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