どうも、猟場のカラス共は、装薬銃でないのと狙ってこないのと、腕が悪い!のをいいことに、 私をへっぽこと位置づけているようで、銃をかざしても逃げないですし挙句、何処まで近寄れるか 度胸試しの道具にされていて、ずぅぅぅ〜っと、バカにされていたようなんです。 ・・・獲る気もなかったのでまぁ、いいかぁ、なんて思っていたんだけど、シーズン末にきて、どうしても 黒い毛羽が欲しくなり、今シーズン最後の出猟で狩る事にしたのだけど・・・ 獲ろうと思うとなかなか獲れず・・・奴らは本気で狙っているのと、構えるだけの違いがわかるようで、 獲る気で狙っている時はなかなか寄って来てくれない。狙いを外すと寄ってくるし。。。 そんな中で1羽。距離85m位先の枝に余裕かまして、完全に見くびるように止まっている個体が横目に見えまして。 多分、じっくり狙いをつけるとさすがに飛び立ってしまいそうだったので、振り向きざま間髪入れずに狙いを付け レティクルに重なった瞬間に引き金を引きまして。パツン!!バチ!どうやら手羽に当たったようで、バサバサバサ 〜っと枝からは落ちて行きましたが、半矢にしてしまったみたい。。。。 急いで落下ポイントに行くさ中30m手前位で、木の根元でバタつく黒いものを発見。と同時に奴もコチラに気がついた ようで、バタつくのを止めて、ぴょんぴょん逃げ出しやがった。えらい元気だし相当速くぴょんぴょん逃げるしで、 ちょっと焦って、止め矢を撃つも外れ。2発めも外れorz。そうこうしているうちに、遮蔽物に逃げ込んでしまい・・・ そのままでは撃てないので、回りこんで近づいていくと、更にスピードをましてピョンピョンと。。。 近づいた分、狙いやすくなってはいたのですが、乱れた呼吸で、委託もせず2発ぶちかますとも、全然当たらずorz 頭のなかでは「そうそう当たるものではない。」の金言が(笑 そして奴は更に逃げていくし。しかも逃げ込まれると見つけるのも大変そうなボサに向かっているし。。。 流石にこのままじゃマズイかも?と思い、一旦狙うのを止めて、全力ダッシュ!!!どうにかボサの手前で追いつくと、 すかさず銃口を頭に向けコッキング?・・・・ん??あれ?? 普段であれば残弾数を把握しているところだけど、 こんな状態で、コロッと忘れていて更に焦る。。。奴はこっちを向いて大口を開いて威嚇。(^^; マガジンに5発装填するには時間がかかりすぎるので、マガジンを外して1発を装填する事に。でマガジンをはずした 瞬間に奴が又走りだす。。。今度は、90度方向を替え、牛糞が撒かれた草原にダッシュ! 流石にあそこに突入はちょっと・・・・って事で、装填し終わるとこちらも猛ダッシュ!! どうにか、10m手前位で追いつくとまたも威嚇。。今回は首元に銃口を向けバシュン!バタバタ・・・クタァ。 やっと止めたけど、、、こちらは息はあがってるし、全身ひっつく種だらけだし。。。空気銃はやはりちゃんとバイタル 狙って狙撃だな!と再認識。 で、獲った個体だけど、肉付きがあまり良くない。。。ちょい筋っぽい?感じ?年齢識別とかってどうやるかしらない けど、羽もちょっとボロいし、けっこう年寄りかも。(^^; 若い綺麗な風切羽と、脇の毛羽がほしかったのだけど、風切羽の方は、諦める事に。もう1羽狙おうかとも思ったけど、 奴等は完全に私を認識し射程内に止まってくれなくなったし。・・・因みに、獲物をぶら下げて移動している間は、 5〜6羽が頭上を旋回してきて、ちょいとびびっちまったけどね。 で、獲った個体だけど、欲しかった毛羽だけ取って廃棄ってのも何だし、ってか、あれだけ苦労して 獲ったわけだから、ちゃぁ〜んと、全てを利用してあげないと。 ってわけで、右足は、ハンダーギルドで換金するとして、肉だよな。事前にググって情報収集したところ によると、皮はそうとう硬いようなので、毛羽を採取後、腹側から、皮を割いて剥いてスッポンポンに。 川鵜の様な臭いもなかったので、続いて内蔵摘出。砂肝、心臓、肝臓は取り分け、あとは、綺麗に残りの 内臓を掻き出した上、更に流水で洗いながら、しつこくこびりついている 肺、腎臓を掻きだし気管を抜けば、 裸丸鶏に。見た目は問題なさそうだったけど、ちょっと、肉付きが悪く筋っぽいかな?身は熟成の為処置して5日程度冷蔵保存に。 モツは、串焼きに・・・味は、う〜ん、、、クセもなく、レバーだし、スナズリだし、ハツだし。。。ハトなんかより大きいので1羽分でも それなりに満足できる食いごたえだったな。 身の方は、ガラから外し、胸肉は鉄板焼きとカラス田楽(ろうそく焼き)に、手羽、腿は、炭火焼に。 味としては、、、ハトや、カモよりもクセが無い・・・正体はよくわからないけど、お肉です!!って感じだった。 これなら、全然喰らえるよね。石原さん提唱のミートパイもいけるだろうなぁ。ってか来る食料危機の救世主になれる かもだねぇ。食用にかんしては、どこかの大学で研究しているとのことで、肉に残留した重金属や農薬ななんかも検出 されず、微生物検査においても問題がなかったために、食肉としての安全性も認められるとされているらしいしってよ。 ・・・ま、個体にもよるだろうけどね。 で、最後に残ったガラは、ローストしてから、ガラスープに。。。。 結論。。。どうも一部の情報では、臭いだの、どす黒いだの、喰えたもんぢゃねぇって位の事が書いてありますが、 一切そんなことなかったですねぇ。一冊の本に載っていた評価が全てって感じなんでしょうか。 まぁ、ぱなけあ的には喰っちゃ美味いので来シーズンからは、ちゃんと狩る事にしよう・・・って事で。 採取した毛羽をどうするかは・・・乞うご期待!ってことで(笑 |