仮設ベースが出来、次はどうするか?といったところで、やはり、生活に欠かせない水だよね。となった訳です。 とはいえ、工数、コストもそれなりにかかるわけで、予定よりは半年ほど遅れてしまう事になった。 都合の良いことに、若い頃土木工事、建築工事、に携わっていた関係で、上下水道設備についても、それなりに施工経験があったので、 ざっと青写真を描いて見る。 水源は新たに掘り、自噴ポイントからの導水とし、500リットルのタンクを配置。 そこから太めの管を伸ばし高低差も利用して水圧を得る感じでの簡易水道施設、、、みたいな。一般的に山小屋や、キャンプ場でよく見るスタイルにしてみた。 材料: 500Lポリタンク、25mm雌バルブ、25mm雄雌ソケット、25mmニップル、25mm雌✕PEソケット、25mmPEソケット、 25mm✕13mmPEチーズ、25mm✕13mmPE異径ソケット、13mm雌✕PEソケット、13mmHIエルボ、13mmHI水栓エルボ、 25mmPE管90M✕2、13mmPE管60M✕、13mmHIVP管4M✕2、防寒材2M✕1、キャンバステープ✕1、水栓金具✕3、 シールテープ✕2、HIVP用接着剤小✕1、麻ひも、40mmVUパイプ4M✕2、40mmVUソケット、40mmVUチーズ、40mmVUエルボ、ダクトテープ 工具:スコップ、ツルハシ、パイプレンチ、金槌、シャーパー、スクレーパー、パイプカッター、人間。。。3人 導水口の作成 水性豊かな拠点の沢沿いでは、水の染み出している斜面があり、3~30センチも削れぱ、水が出てくる。 そこを1メートル程山側に掘り進めれば、小川になっていく。そこに、2M程に切った40mmVU管の片側に、 タオルを巻いて差し込み、埋め戻せば、完成。毎分10リットル位の導水口となった。 貯水槽の設置 これは、プロジェクト開始の頃、購入するだけして、利用していなかった、500リットルの貯水タンクを利用した。 沢沿いの側面に作った導水口の下側をきれいに掘り均し平にしてタンクを設置。補強のために、地盤側面に石を積んだ。 ポリタンクの取水口にバルブをつけてから、導水口から配管してタンクに繋ぐ。 水圧がかかる配管ではないので、接着はせず、ダクトテープを巻く程度に留める。 最初は準備した材料が足りず、直結のみとしたが、後に、オーバーフローを考えた配管に変更した。 敷設工事 貯 水タンクと、山側の敷設面までは、沢を渡る必要があり、沢沿いに20メートルくらい添わせて配管するのがベストな経路だったので、巻いてある管材を山側で 繰出してもらいつつ、沢沿いに管を引っ張りながら敷設していった。貯水タンクに、PE継ぎ手で確実につないだらOK。所々杭で固定し管が暴れないようにす る。あとは山面にある残りの管材を獣道からちょいと外れた辺りで、下に向けて転がしていく。1巻き目の最後、タンクから90Mの所でPEソケットで繋ぎ、 更に下へ転がしながら敷設していく。 更に45M程下った所に、25mm✕13mmのPEチーズをかまし、更に5メートルほど延ばし、25mm✕13mmのPE異径ソケットをかます。それぞれ 13mmのPEパイプを3Mづつのばし、先端に雌✕13mmPEの継ぎ手を接続し、HIVPのバルブソケットをねじ込み、HIVP管でいい塩梅の箇所に立 ち上げ、水栓エルボを接着して完了。立ち上がりを添え木に固定し、水栓金具を着ければ出来上がりとなる。 通水 作業工程を終え、一休みした後いよいよ通水となる。映えある貯水槽のバルブ開栓は、地主様に行ってもらい、蛇口まで戻ってきた所で 地主様と、事務局長に、蛇口を捻ってもらう。相当圧がかかっているようで勢いよく空気がぬけると、水がでてきた。 蛇口から出る水を見て皆大興奮!! 暫く勢いよく水を出しっぱなしにして、管の臭いを取ることに。 で水をずっと触っていると、だんだんと水が冷たくなり、継続して触っていられない位となった。 広がる構想 これで冷たい良質な水が確保できたわけで、とりあえず、ビールや野菜、果物なんかを冷やしておくにはもってこいだし、 これでお風呂も行けるし、トイレだって。。。 ああ、あと安定して冷たい水でしかも、ある程度流しっぱなしで丁度よいので、冷水クーラーなんかにもできそうだし。 いろいろやりたい事か広がってく。 |