Diary 2020. 9
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9月22日(火)   ゆっくり山籠り

ようやっと纏まった休みが取れた、9月の連休。とわいえ、連休後の3日も有給を取るつもりでいたけど、部署の担当者が休みを取るとの事で、有給は却下だったんだよね。orz

まぁ、4日連休でも、取れるだけよいか。
ってことで、2泊3日で拠点に入ることにした。

会社から帰宅後直ぐに荷物をまとめ車に詰め込み、風呂に入って仮眠をとる。2時半位に起き出して出発。その時ふと、渓流釣りの終了間近ってのが浮かび、急ぎ家に入ると、冷蔵庫から餌をとり、釣竿の刺さったデイバッグを掴み車にもどった。
行きがけにイワナ釣り。ってのが加わり、改めて出発!!
いつものごとく途中のコンビニで、おにぎりとお茶、あとはエナジードリンクを買って進むこと3時間半。6時ちょっと過ぎくらいに目的の渓流付近に到着。小雨が降り、他は誰も来ていないっぽいので、しめしめと思いながら車から降りて、仕掛けの準備に取りかかろうとデイバッグを開ける・・・
ん?・・・・
あれ???
あれれれ????
・・・もう一度デイバッグの中を覗き込む。・・・・・
やはり釣竿以外の道具が一切入ってない。。。暫し茫然とした後、よくよく考えると、しばらく前に渓流管理釣り場に行った後、道具の整理をしようと、バッグから出しておいた事にいきついた。。
orz

誰にも文句は言えず、悶々としながら拠点に向かうことに。

7時前に拠点へ到着。
なんかやる気も起きず、ロケットコンロで湯を沸かしながら、寝床を設営。まぁ、ハンモックなので、10分くらいあれば設営もらくらく完了するんだけどね。

湯が沸いたところで、コーヒーを点てゆるゆると喫する。ここで一旦落ち着いたかな。
それでも動く気にはならず、早速ハンモックに潜り、ふて寝に入った。

目が覚めると10時位だったかな。のそのそ起き出して、そう言えばご無沙汰してるなって事で地主様宅へ挨拶に向かった。

地主様は丁度退院されており、いぜんより大分回復しているようで、杖をつきながら、庭先で歩行訓練をしているところだったので、よいタイミングで顔を出した感じか。
暫く話をして、今期は、麦の作付を借りている部分全面にしてはどうかと持ちかけられたので、そうすることに。まぁ、そんな話をしつつ、広大な庭先を歩き回って、更に懇意にさせてもらっている、プロ農家の社長様とも世間話に花を咲かせていた。
最後に社長さまより、作付部分を耕しておいてくれると有りがたいお言葉を頂き、戻ることに。
結構ゆっくりしていたのか、玄関にもどりついた時には12時をまわっており、なんと、地主様の奥様がお昼を用意しておいてくれたので、一緒に食べ、その後、薪を積んで拠点にもどった。。。

で、なにかやることはないかなぁと考え、ふと思い付いて、焚き火の火付けの動画をとってみることに。

で、撮影の用意をして、焚き火を始める。
特に拘りのスタイルとかはないんだけど、今回は面倒なのもあり、左右両端に丸太を置き、その中で、薪を燃やすスタイルにしてみた。
そのまま、鍋や薬缶を置けるからね。
大体5分程度の動画を作成。
とりあえず、プロジェクトのグループラインにあげてみた。

次に、早春に荒らされたわさび田の整備。
散らかった畔板をきれいに並べ直し、下流側に大きな熔岩石を幾重にもならべ積み重ね、砂防ダム風を作成。目が詰まれば、良い塩梅の平らな山葵田になることだろう。
そんな感じに時間を使ってから、近所の温泉に。ゆっくり浸かって拠点に戻り、熾火を堀だし、火を点ける。初日は、特筆するような飯は作らず簡単なレトルトを食べ、暫く火をいじりながら夜を更かし、全体的に熾になった辺りで寝床に入った。

翌朝、まだ、うすぐらい中目を覚まし、起き出す。熾を掘り出して火を点け始める。
ふと焚き火から顔をあげると、直ぐそこ3m
位の所を、平気な顔をして、のそのそとタヌキが素通りしていく。
じっと見ていると、タヌキと目があうも、気にした様子もなく平然と歩き去っていった。。。

お湯を沸かしコーヒーを点て、喫する。
パスタを茹でて、バジルソースをぶっかけて、朝食とした。7時前くらいに、畑におりて、片付けを開始。ポールをどかし、延びきった雑草を引き抜いていく。
暫くしたら、地主様の奥様が出勤のため通りがかる。挨拶をして、ちょいと立ち話で、午後、ご夫婦で拠点に来るとの事だったので、心得た旨を伝え、見送った。
粗方、草を引き抜き終わったら、マルチを剥がしていく。綺麗にしたところで地主様が登場。朝の散歩だそうで、結構元気に見えたのが印象的だった。

その後、夜ようにと、薪を詰め込み、買い出しに出る。お肉は、奥様が準備してくれるとの事もあり、旨そうな鮎があったので即購入。あとは、アヒージョの具材を購入。パンやさんでバケットも購入。ついでに、昼飯としておにぎりも購入。

拠点に戻り、熾を堀だし火を点け、お湯を沸かして、インスタント味噌汁を入れたら、昼飯をのおにぎりを頬張る。

暫し休んでから、温泉に行き汗を流した。
さっぱりして戻り、歓待の準備に取りかか
る。先ずは、メインの焚き火に太い薪をくべて、火勢を強める。次に、熔岩石を組んだ竈にも火を入れ、竈の上の熔岩プレートを熱する。
双方の火を見つつ、下拵えを始める。
途中、お湯が沸いたところで、熔岩プレートに掛けて洗う。プレートも程よく温まっ
ており、ジュワーッとお湯が蒸発していく。温度が下がったところで、束子でプレートを洗い、更にお湯をかけ流す。
また暫く、竈の火勢を高めてプレートを熱していき、温まった所で、同じように洗浄を繰り返す。。

メインの焚き火がよい感じの熾になったところで、鮎を遠火で焼き始める。

あわせて、下拵えしたアヒージョも作り始め、奥様に準備完了の連絡を入れる。

小一時間ほどして、良い塩梅に鮎が焼けた頃合いに、地主様ご夫婦が到着。
想定外だったのが、ご子息も来られると想定しての量を用意したのだったけど、今回は来ず。。

鮎もアヒージョもよい感じだったので、早速乾杯。

バケットも、プレートの上でさっとやいて提供する。
一段落したところで、プレートにオリーブオイルをまわし、塩コショウをふったステーキ肉を焼いていく。最後に、切り分けて、取り分ける。

食べたところでご夫婦から絶賛いだけ、さすがだねぇ!等々言われて、嬉しくなる。まぁ、音や風景、奇抜な調理法なんかも、調味料となったんだろうけど、用意頂いた肉が良い肉だったのが一番の要因かと。

暫くワイワイやって、奥様の話を聞いていたところ、どうも、昨日アップした焚き火動画を地主様が見て、我慢ならなくなり、本日に至ったとのこと。
ご夫婦に喜んでいただけたなら、準備した甲斐もあったってもんよ。へへへ。
色々話ながら、粗方飲み食いしたところで、お開きに。

一気に静かになった山中で唯独り。焚き火を見ながら、シングルモルトをちびちびやりつつ、拠点の開拓について思いを巡らす。
久しぶりにゆったりした時間を過ごし、良い気持ちで寝床に潜った。

めが覚めたところで、バーナーでお湯を沸かし、紅茶をいれつつ、撤収準備。
お湯が沸くまでには、粗方片付け、最後にゆっくり紅茶をのんで、帰路についた。

ちょくちょくは拠点入りするつもりだけど、次にゆっくり出きるのは冬になってからかなぁ。。。

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