今年の梅雨時期から始まった局地的な豪雨に伴う、拠点へ続く林道の浸食が酷いことになっている。なんとかせねばと思っていたところ、大きな台風が直撃!との情報が入ったので、これ以上ひどくなる前に対応すべく拠点に入ることにした。
いつものごとく3時頃に家を出て、早朝に拠点に到着。
すぐに天幕(タープとハンモック)を張る。
んが、ヤブ蚊が多く、虫除けをしてもあまり効果もなく、そのうえ、服の上からも刺してくる。たまらず林業用の蚊取り線香を3箇所に配置ししばらくしたら落ち着いてきた。
一息つくため、ロケットコンロを持ち出してお湯を沸かし、カップ麺と、コーヒーを淹れる。
お腹を満たして落ち着いた7時頃、段取りを開始。先ずは林道を見て回る。
想像以上に酷いことになっており、深いところでは30センチ以上も削れている箇所が数か所ほど。
全て確認してから、林道の上部から浸食対策用の施工を行う事に。
山側から谷側に斜めに深さ20~25センチ程度の溝を穿ち、其処に上部10センチ程出した状態のゴム板を埋めていく。上からの雨水がゴム版に沿って谷に流れ込む形。急勾配の林道でよく見かける工法ですね。
が、
いざ掘ってみるとスコップでは歯が立たない。ツルハシを使っても中々どうして硬いのなんの。掘る…彫る感じかな。小一時間程かけて彫り上げ、ゴム版を切り出して、埋め戻す。一箇所に大凡1.5時間程かかった。
そんな頃メンバーから連絡が入る。何か必要なものはないか?とのことだったので、ヤブ蚊対策用のスプレーを頼んだ。
そのが、そこから40m程下った所にももう一箇所作成。ここまでで相当身体に負担がかかっていたようで、完成時には握力が相当なくなっていた。
更に40mほど下った所にもう一箇所。彫りだしてしばらくすると、メンバーが沢山の荷物を抱えて到着。
一段落つけたところでメンバーが持ってきてくれたアイスコーヒーをのみつつ一服。
まぁ、タバコは吸ってないけど。
この時点で11時位だったかな。
その後メンバーも加わり工事の再開。
すぐに3箇所目も完成し、更に下へ40m程のところにもう一箇所作成。この頃には自分の腕が限界に近く、メンバーにほぼ彫ってもらう事に。
13時には施工を終え、ちょい遅めの昼飯。
こちらも、メンバーが用意してくれたバケットに、チーズ、ハムを挟んで軽く焼いた物を、オニオンスープで頂いた。
一休みしたところで、地主様宅へ砕石を頂きに伺う。ぱなけあ。が土嚢に12袋ほど入れている間にメンバーは畑の確認と除草と収穫。
なんとか手入れをしていないカボチャから、2つ程収穫できていた。。。凄いな
一休み入れて、その後拠点に砕石を運び、ゴム板の補強をおこなってから近場の温泉に行った。
夜は地主様一家と拠点でバーベキューを行い、解散後直に就寝。。。。。
いや、疲れていたせいか、ハンモックに潜り込むと、あっという間に意識が遠のいていったよ。。
明けて日曜日。
3時頃に尿意を催し目が覚める。
一旦起き出し排尿し、再度寝る事に。
ウトウト微睡んでいる頃、タープに雨が当たる音で再度覚醒。このまま雨が酷くなっていくのだろうなと思いつつ起き出し、撤収の準備を始める。
粗方片付いたあたりで雨が上がる。。あれれ?
外でガサゴソしていたせいで、メンバーも起き出し、黎明の中撤収作業。
夜明けには綺麗に片付くも、すっかり雨は上がり、青空が見えているorz
まぁ、この後どんどん崩れていくのだから早めに上ろうとなり、とりあえず朝飯をこさえる。こちらもメンバーが用意してくれたもので、カット野菜と、チャーシュー、メンマ、煮卵のレトルトセットと、サッポロ一番味噌ラーメン。各自ガスコンロでチャチャッと作り、啜る。
7時過ぎには拠点を離れ、地主様宅へ挨拶に赴く。メンバーがモーニングコーヒーを淹れて一息いれる。あいにくと地主様は朝イチから、町の草刈りに参加したとのことで、奥様に挨拶をして帰路についた。
今回は、十分時間があったので、ドライブがてら遠回りすることにした。北軽に出て軽井沢から佐久にぬけ、八ヶ岳の麓を通って清里、北杜市を抜け、甲府からフルーツロードを通って塩山~柳沢峠経由で東京に入るルート。
先ずは北軽井沢まで。ここに抜ける峠は、最後に浅間山を正面に北軽井沢を一望できるスポットがある。標高も上がっており、20度くらいだったか。車を止めて降り周りを見る。
うん、一面霞んているorz
そこから北軽井沢の牧場売店に立ち寄り、濃厚ソフトクリームを食べてまた車中の人に。
軽井沢を抜け佐久へ向かう道中、霞が晴れ、
浅間山がくっきりと浮かび上がってきたので、信号待ちのなか写真を撮る。
其処から清里方面に向けてのドライブ時には、、綺麗に晴れ上がり青空に。野辺山周辺で車を止めて、山を撮す。
南清里の道の駅に立ち寄り休憩。
山の中の広域農道を通り、ハイジの国?を通り、昇仙峡の裾のから甲府に下りる。
そこからフルーツロードに入り、ほったらかし温泉に立ち寄るが、えらい混みよう。しかも、暑い。。直に車に戻り、塩山から411で柳沢峠に。なんと、茶屋が開いていたので、そこで蕎麦を食べる。初めて入ったよ。。
まぁ、次は寄らんけどね。
その後丹波山村の道の駅に立ち寄り、無事東京に入る。日の入り前には家の近所のスーパーに立ち寄り、夜ご飯のオカズを買い込んでからの帰宅となった。
結局道中雨は一滴も降らず、台風はどうなったのよ?と思いつつ東の空を臨んだ所、黒く大きな積乱雲群が迫ってきていたので、急いで烏骨鶏の世話をして、二階の雨戸などもきっちり締めて夜に備えて日曜を終える事になった。
9月9日重陽の節句に、齢99歳の祖母が急逝した。
前日までピンピンしていたので、信じられないという気持ちがある一方、天寿を全うしたんだろうなぁと、思うところも多くあり、本当にお疲れ様でした!と。
そんなこんなで先週はてんやわんやしており、昨日なんとか葬儀まで終わった。
式の段取りや、いろいろな調整を行ってきた訳だけど、何と言うか、、、お金がかかるねぇ。簡単には死ねないなぁ。ってのが率直な感想。
まぁ、通夜や告別式、それに続く法事なんかは、残った人間の見栄や自己満足なんだろうけどね。で、それにつけ込む商売も、、、、近くで見ていてすごいなぁと。
次は四十九日。こちらも手配はある程度できているし、てんやわんやになることはなさそうかな。
ぱなけあ。としては一応、四十九日の逮夜が明けるまで喪に服しておこうかな。とも思ったけど、流石にあと一月半も籠もるわけにも行かないので、心の中で手を合わせつつ、普段の生活に戻る事に。