前の週の土曜日にヤマメの放流があり、当日は他を尻目にそこそこの数を釣って帰ったものの、あのぶんなら釣り残しも沢山居るんだろうなぁと思い、代休が余っていたので消化がてら、金曜日に休暇を取ってぇの、釣り行に踏み切った。
1時半頃に出発して、4時チョイに現着。
今日はルアーのみで攻めようと心に決め、ルアーの道具だけ持ってアタックしてみた。
気持ち的には、デカいヤツが、結構釣れると皮算用していたけど、暫くは釣れずorz
1時間後くらいからポチポチ釣れ出すも15センチ程のヤマメしか釣れず……うーん。。。
3キロ位釣り歩いたけど、結局キープサイズとして20センチ位のサイズが1尾掛かっただけだったので、どれもこれも皆リリースすることにして、お昼前には大漁の野望も木っ端微塵に崩れたので、暫らく休憩を入れた後釣具を片付けて温泉に向った。
ゆったり御湯に浸かってから少し多めの昼食を食べ小一時間ほど食休みを取ってから、別水系の貯水湖に足を伸ばしてみることにした。
移動中、あたりが急に暗くなり、こりゃぁ、ヤバいなっ!と思っていると、ポツポツが雨が当たりだし、更に車が走れないくらいの暴風雨となったので、路側帯に停車して、空が落ち着くのを待つことに。昨日に続いて今日も雹が降るのかね?と思危ぶんだけど、なんとか免れたようで、暴風雨の峠も越えて段々と雨脚が落ちたところで、再び車を走らせる。
気温が一気に下がり、ひんやりした中目的の貯水湖の片方に到着。まだパラパラと雨が落ちていたけど、とりあえずポイント探し。ある程度当たりを付けたところで、もう一つの貯水湖に移動。こちらは、駐車場から湖畔に簡単にアクセス可能だったので、車から降りて、縁までいくと、すぐ先で、バスが1尾悠然と泳いでおり……
こりゃあかん。。という言葉が頭をよぎった。
まぁ、雨も上がったようだったので、竿を出して、ルアーをぶん投げてみることにした。
やってみるとこれまた面白く、普段川では、比較的近距離に投げるので、セーブしながら優しく投げるのだけど、ここでは思い切り投げても、対岸にも行かないし、草に絡まることもなく、誰からも文句も出ない。
暫らく遠投→ただ巻の練習をし、満足したところで、地主様宅に向かった。
17時ころに着いてそうそう、プロ農家のMさんに雹被害を聞いてみたところ、相当酷く、露地植えのレタス、とうもろこしはほぼ全滅との事orz
曰く、雪風雨は対策できるけど、雹は、なんともならん!
だそうで。地主様の家庭菜園を見ても、ズッキーニの葉っぱなんかも穴だらけ…ってか、ズタボロになっており、雹災の激しさが伝わってきた。
暫らく話し込んでいると、奥様が帰宅されたので、前日に作り持参した、ちりめん山椒を渡し、Mさんから、早生の若牛蒡をもらって、帰路に着いた。
40年前からホームにしていた山に久しぶりに入ってみた。
大凡5年ぶり位かな。
以前は元旦に若水を汲みに来ていたのだけど、ここのところご無沙汰しており…更に、ゆっくり歩き見るのなんかは、10数年ぶりくらいか。
前回来たときは林道へのアクセスも簡単だったのだけど、物々しいゲートが出来ており……
とりあえず、バイクをゲートの脇に停めて、徒歩で林道を上ってみることにした。
あまり人も入らないのか、荒れた様子もなく、家から1時間位の山の中なのに、深山の雰囲気を醸し出している。
ゲートから500メートル位上っていくと、がけ崩れの跡と、林道が完全に削り取られた感じに、なっており、なるほど、車で入ったら、バックで戻るしかないし、気がつくのが遅れれば、崖下に落ちるのね。とゲートの理由が判明。
気をつけて、削られた林道を迂回して、先に出ると、一応、林道は残っているものの、倒木や、所々で、がけ崩れからの土砂が堆積していたりと、いい感じに山道のようになっていた。それでもどうにか進み、馴染みの湧水ポイントまで行ってみると、きれいな水が昔と変わらずこんこんと湧いており、掬い飲めば、これまた、昔の通り冷たく美味しい。40年前の幼少の時分に思いを馳せながら、更に先はどうなったのかな?と、歩を進めることにした。
倒木や、朽ちて落ちた丸木橋を越えて1キロぐらい進むと、目的の滝に。よく見ると、滝の周りにはミズが茂っており、秋口が楽しみだなぁと、写真を撮って、暫し休憩して折り返すことに。
この辺は、土砂崩れ等も無く、経年劣化位で、大きな地形変化は無かったのが、少し嬉しくて、点在するメモリーポイントで立ち止まっては、当時を回顧して懐かしむことが出来た。
ゆっくり立ち止まりながらの往復で大体2時間くらいかな。
帰りがけ、当時は気が付かなかったけれど、ゼンマイが沢山出ている事を発見したので、来シーズンは、採りに来ようと心にメモしつつバイクまで戻り、帰路に着いたのだった。
まぁ、午後なので18時なんだけど、午後の6時ってことで許してほしい。
この日、6時少し前に6人のメンバーが、馴染みの料理屋に集まった。
ツマミを頼みつつ、グラスを用意してもらい、今、キンキンに冷えたお酒を注ぎ入れ準備していく。開封の仕方がよくわからず、一瞬焦ったが、なんとか間に合い、6時6分に、乾杯とあいなった。
一体何を?と言うと、新政酒造のNo.6 X-Typeを頂く儀式だったわけです。
四合瓶なので、あっという間に無くなってしまうと、次にまだ、R-Typeがあり、グラスを変えて、再度の乾杯!
魚介系のツマミにも合い、こちらもアッちゅう間に飲み干してしまった。。。
流石にここまでなのかな?と思いきや、亜麻猫が出てきた。
こちらも新政酒造の製品で、中々美味しい。
味わいながら飲むも、やはり直ぐに空に……
その後もワイワイしながら、他銘柄のお酒も全部で8合程飲んで、良い心地になったところで、皆のテンションに変なスイッチが入ってしまい、シメにうな重喰おう!となって、人数分のうな重を頼む。
出てきた肝吸いと、うな重の美味かったこと!!
シメにうな重、初めての経験をしてしまったよ。。。
4時過ぎから竿を出して、渓流ルアー。いつも釣り歩いている場所では、一切釣れず、場所を移動。本日は、スピナー縛りで釣り下ることにした。約4キロ程下流にある淀みで、ルアーを投げると、一発目で20センチ超えのヤマメ1尾を釣り上げた。小一時間ほど粘るも、15センチ未満が数匹掛かったのみで直ぐにリリース。更に4キロほど下流の渓流域終わりにある関の渕で竿を振ると、数回目で結構デカ目のニジマスが掛かる。あとチョイのところでばらしてしまい、もう一回!とルアーを投げるとまたアタリが!!
慎重に取り込もうとするも、なんか軽い。。そのまま一気に引き上げると15、6センチの魚が掛かっており、一瞬アユ?と思いよく見てみると、全然違い、カワムツだった。とはいえ、綺麗な水に住んでいるのでうまいんじゃないかな?と持ち帰ることに。周りの気温も上がりだし暑くなってきたので9時過ぎに竿を収め拠点に入ることにした。
火を熾して熾火にしたら、腹を抜いて塩焼きに。
自分でも喰いたかったが、ヤマメも、カワムツも、拠点に訪れた最近、新たに交じるようになってくれたメンバーに、食べて頂くことにして、感想を聞くにとどめた。
ヤマメは言わずもがなで満足いただけたようで、カワムツの感想を聞けば、白身でくさみもなくホロホロと柔らかい…とても美味い!とのこと。
次からは雑魚も持って帰ろうと心にきめました。(笑)
ところで、GW頃から作り出したメンマは、無事に乾燥工程まで終り、干しメンマとして完成とあいなった。塩加減、漬け込む期間等色々試してなんとか安定して加工できるようになったかな。
いやぁ、長かった。次は商品化と収益モデルの検討だろうか。。。(笑)
と、いうこと?で、早速調理して試食してみることにした。
因みに、戻し工程は、40時間位…
まぁ、24時間位から調理しても差し支え無いけど、手間がかかると一般の人からは敬遠されそうかもなぁ…
んで、戻した後、ぱなけあ。謹製のメンマに仕上げ、味見。
我ながらうまくできたので、地主様にもおすそわけした。
そのままツマミとしてイけてビールによく合うこと。
まてよ、これ、チャーシューと合わせて、ラーメン作ればある程度お客さん呼べるんじゃね?と、頭のなかで皮算用する今日この頃でした。
以前は季節の節目等に開催していたけだものダイニング。
まぁ、大抵はぱなけあ。の猟や漁、採取のタイミングで行っていた訳だが、ここ最近は、オーダーが入れば、都度行う位には頻度があがってきている。
喜んでもらえるのは嬉しいのだけど、それなりに悩みもあったりする。
一番問題なのが食材で……野趣溢れる素材等はタイミングが合えば振舞えるのだけど、普段から其処まで備蓄していないのでタイミングが悪いと、振る舞えない場合もあったりしてね。
そんなタイミグでは、けだもの的に加工した素材や調味料を使った料理を出すようにしている。ただねぇ、レパートリーが少なくてね。。そんなレパートリーをちょっと増やそうと、時間が出来たので色々と試作をしてみた訳です。
今回は、柿酢を利用した、けだものダイニング固有の味になるように調理したマリネを主軸に4点程試作してみた。
1点目、2点目が、白身魚のマリネ。柑橘に寄せた上で、レモン風味のマリネと、オレンジ風味のマリネの2点を作成。フレッシュな柿酢を利用してみた。
3点目は、牛もも肉のマリネで、5年ものの樽熟成柿酢を使って仕込んだもので、薄切りにした後サラダと和えてカルパッチョに仕立ててみた。
試食は妹様御一家で、白身魚も、牛肉も高評価を頂けた。
これなら振舞っても問題なさそうと実感しつつも、白身魚のマリネは、昆布締めにしたあと、カボスや柚子等で風味づけしても良いかな〜とか思ってみたり。。。秋口になったらチャレンジしてみようかね。
で4点目が塩豆腐を使ったヘルシー和風カプレーゼ。
何故ここに至ったかってえと、以前から予約され近々開宴予定のゲスト様方は、妙齢の女性が少なからず居られるため……
まぁ、女性ウケしやすい?ヘルシーでオシャレで、ソコソコ美味いものってなり、考えついたわけです。
こちらは、ぱなけあ。単独で鍋島の冷酒と共に試食。
うん。カプレーゼからは若干離れているものの、美味い!
「なんちゃってカプレーゼにするのが本道かもだけど、塩豆腐なだけに、和風に拘ってみれば、これは、アリだな!」と独り言ちたり。。
まぁ、こんな感じで、時間があるときは色々試行錯誤してるわけです。。