連日の徹夜作業でちょこっと体調を崩してしまい、先週末は
休みをとって寝込んでいたんだけど、どうも寝ているだけでは
退屈になってきてしまい・・・・
どうせならって事で今年度習得しようとおもっていた草細工の
道具準備をちょろっとやってみた。
草細工といっても藁細工と変わらないので、必要となりそうな
特殊道具ってのも藁打ちぐらいのものだったので、かんたんに
作る事ができた。
ただ、本当なら固めの木材で作ったほうが良いのだろうけど
手元にそんな素材が転がってなかった為、杉の丸太を切って
利用。形状は丸太を活かして持ち手部分を削り出す感じかな。
持ち手の長さを見込んで丸太の芯を持ち手とするように、丸太周囲
に切り込みを入れていき、余分な部分をナタ等で縦に割りとって
形成し、最期に持ち易くする為に綺麗に削れば、藁打ちが完成っと。
早速、昨年秋に鶏小屋の床材用にもらっておいた稲藁で使えそうな
所を見繕って、藁を打ってみた。やはりちょっと重量が軽めなので
ある程度力を入れて打たないといい感じにならなかったけどまぁ、
ある程度叩いた所でタイミングや、力の入れ具合も解ったので
早速練習編み。円座を作ってみようと始めたものの、材があまり
良い状態でなかったり、藁の量が足りなかったりで、鍋敷きサイズの
円座になってしまった。。。orz
練習としては、それなりに感覚もつかめたし、今後の展望を夢想するに
色々な可能性がひらめいてくる。う〜ん、笠編んで売りに行ったり・・・
とか(笑)
ともあれ、この夏は、修行がてら茅萱で色々なお迎えグッズをつくって
みることにしようっと。
前回、意図せず稲藁で鍋敷きを作成したわけだけど、あまり感動がわかない。
それなら青い藁で作ってみれば新鮮な感動を得れるかもなと思い至ってみたものの、
青い稲藁なんて、まだどこにもなさそうだし、そもそも伝手もない。。。
と、周り近所を見渡すと、ススキがたわわに。これ、いけるんじゃね?
って事で、早速刈り取ってみたのの、チガヤとはちょっと違い、根本に細かい毛が密生しており
茎も太く使えなさそうだったので、葉だけを剥いて利用することにした。
ただ、葉を剥いていくと、根本の毛がわらわらと抜け、あちこちに散らばり、服の中に容赦なく
侵入してきて、痛痒くなる。。。葉の縁は鋭く、素手だと切り傷ができる程で、なかなか作業が
すすまない。。。
ようやっと、全ての葉を剥がせたので、天日にさらして1日干す。たまらず風呂に入って、チクチク
を洗い流す。夕方位に取り込んでから3日ほど陰干し。なんとか素材になった。
作業前夜に霧吹きで満遍なく水分をかけ、ビニールに入れておく。翌朝、藁叩きの要領で
ススキの葉を叩く。だいぶ繊維が柔らかく丈夫になった所で、まだ毛が残っている根元側を50mmほど
切り落とし、先端側も、同じ長さになるように切り落とす。全長で300mm程度かな。
あとは、ひたすら編む。円座にせよ、鍋敷きにせよ、編みこむ技法は、コイリングという技法。
民具作成の資料を元に独学の為、コツを掴むまでちょっと時間がかかったけど、コツさえ分かれば
あとは、根気ってところ。
編んでいて感じたのが、冬場など農閑期の作業としてははもって来いなんだろうなぁと。
良い収入源になったのかなとも思ってみたけど、よくよく考えてみると、
昔は現代ほど分業化されていなかった為、大抵の人は農業にも携わっていたようなので、
自分ところで作れちゃうから、あまり需要はなかったのかね。とか。
そうこうするうちに編み上がる。直径150mm程の小鍋敷きが完成。まだちょっと雑な仕上がり
だけど、なんとかいけそう。藁の鍋敷きと比べてみても、青々している分なんとなく
新鮮な雰囲気を醸し出しているかね。もう何枚か修行したら、円座にとりかかろうと思う。
火災復興から3年ちょい。ようやっと落ち着いて来たことだし、焼失した
道具類もある程度買い揃えたし。。。そろそろ、途中で停止していた
日本海側海岸線ツーリングを再開するべく、その中核をささえるツーリング
キャンプのリハビリを行なってきた。ロングツーリングとして、1日3、400Km
の走行距離と見込んでのリハビリ。
とはいえ、3年ちょい、ロングツーリングから離れていたわけで、日帰り300Km
前後のショートツーリングでさえ、今年に入って2回程度しか出ていないしな。
いきなりはきつそうなので、ちょっと優しい行程で組んでみた。
初日の行程は、自宅〜奥多摩〜柳沢峠〜甲府〜昇仙峡〜ハイジの村〜サントリー白州〜
諏訪湖〜霧ヶ峰〜白樺湖〜尾白渓谷(テント泊) とした。
相棒はこれまた不死鳥のように復活したSR400。のほほ〜んと乗る分には、程よい
バイクだけど、峠を攻めたりには向いていないかな。まぁぱなけあ。が100%SRの
ポテンシャルを引き出してるかっていわれるとそんなに乗れてないかもだけどね。
朝5時に出発。途中コンビニ等によったりしながらてろてろ走るも、9時前には、
ハイジの村についていた。丁度9時にアルペンホルンが鳴り響き村が開園した
ようで。近隣の畑では、今ブルーベーリー、ラズベリー等の収穫が真っ盛り。
空いている畑では、ラベンダーが植えられており、良い匂いをだしていた。
で、10時には、サントリーの白州工場を素見してから、行程を進む。
14時半位にはキャンプ場付近に到着。白州道の駅の隣りにあるスーパーで食材を
購入して、キャンプ場へ。
さくっと設営してから焚き火をする。熾と薪がいい塩梅で燃えるように
なった所で、魚を焼く。ちなみに予算の都合上、イワシをチョイス。
・・・川魚は高い。。。。
20時位に就寝。久しぶりだったのでなかなか寝付けなかった。というのも、
目を瞑ると、峠を走っている感覚が湧き上がってきてしまって。。。。
交感神経がまだ過敏状態って感じか。副交感神経と交感神経の間で、ぼんやり
したり、緊張したりをくりかえしているうちにいつしか副交感神経が勝って
深い眠りにおちたようで。
翌日の行程は、尾白渓谷〜笛吹〜都留〜大月〜上野原〜檜原〜あきる野〜自宅
と、だいぶ軽めに。
朝6時起床。撤収作業を行い、あらかたのところで、コーヒーを沸かして飲んだのち、
7時15分位に出発。10時に都留で所要をたし、12時には上野原、14時には帰宅する
事ができた。
帰宅後は、テントや、寝袋等のメンテナンス。まぁ、乾燥させたり、陰干ししたり。
これちゃんとやっとかんと、次使う時に滅入るので。。。
こんな感じで、1回めのリハビリが終了。
まぁ、なんとか行けそうな感覚はつかめたけど、如何せん、キャンプ場の利用が
バカにならない金額で。。。次は、野宿を主軸にして、リハビリをやろうかな。