Diary 2019. 4
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4月7日(日)   創作日和

新年度初の週末。予定では金曜日からホタルイカの身投げを収穫にいくはずだったのだけど、前日体調を崩してしまって泣く泣く中止に。そんなこんなで結構な時間ができたため、わらじの改良とロケットコンロの工作に取組んでみた。

草鞋については、かかと付きのウェーダーを使っているので、普通の草鞋では、踵部分がズレてしまうため、一寸改良することにしてみたって訳。
つま先部分は、長めにして、つま先を被う様に、左右の耳は多くして靴底との密着度をたかくする。そして踵の手前で2つに分けて後の耳を作ってみた。次回装着してみて改良点を確認することにしよっと。

ロケットコンロについては、高性能で耐久性を併せ持つような感じで、既製品を組合せて作れるようなものはないかと、冬の間考えて、これならイケるんじゃね?となったものを実現してみた感じかな。
外殻が使わなくなった燻製用の缶を利用したのでチョイと小さめだったのと、思いの外肉厚だったところ以外は想定どおりに出来たね。蓋をしないと上部がコンロになり、
蓋をすると、ストーブになる。。。
はず(・・;)
後は火入れをして、使い勝手を確認し、設計思想通りのスペックがでたら、HPにあげるかな。

わらじも、ロケットコンロもたけど、思いついた事をやってみているだけで、ちゃんと使えるかは微妙なところ。開発中のトライアンドエラーっぽくてこれはこれで結構楽しいよ。
と失敗時のフォローもしておいたり。。

4月13日(土)   けだものダイニング…山菜尽くし

12日から休みを取り、イワナ釣りと山菜摘みにと、食材調達にいった。
あいにく、水曜日に季節外れの大降雪があり、想定外に困難な調達となってしまった。
先ずイワナ釣り。
水温が低く活性がない。その上、30センチの積雪があり、足場がわるい。2時間半やって、4尾釣った所で竿をしまった。
山菜摘みも芳しく無く、拠点で採れたのは、葉山葵、オオタネツケバナ、クレソン、タラノメ、モミジガサ、くらいとなった。これじゃあ、ってことで埼玉県寄居の山まで、下り、山ウド、コゴミ、ウルイをとり、更に毛呂山でノビルを採ってきた。まぁ、帰りに寄り道しながら帰ってきた感じ。
そんなこんなで夕方には帰宅し、食材を買い込んで、下ごしらえに勤しんだ。

当日のメニューは、以下のとおり。

筍の煮付け
ノビルみそ
山菜とタコのかるばっちょ
ウルイの酢味噌和え
ワサビづけ
冷奴
 山ウド醤油、行者ニンニク醤油

イワナの塩焼き
はまぐりの串焼き
木の芽味噌豆腐田楽

天ぷら
 山ウド、コゴミ、タラノメ、
 タケノコ
 赤エビ

そば

エビの味噌汁


んで、出し忘れたのが、ノビルとラム肉のシャリアピンステーキ。。。
翌日、焼いて食べてみたら、相当美味しかった。。。これは秘密にしておこう。

4月21日(日)   火入れ、慣らし運転

週末、山菜の様子見と自作コンロの性能実験を兼ねて拠点で天幕をはった。
山菜の方は、出だしたばかりで。コゴミも可愛いのが何個か出てるくらいで、山ウドは未だでてなかった。モミジガサは、沢沿いに結構出ていたな。

午前中は、地主様と合流し、前日開通した草津高原〜志賀ルートを通り万座温泉に。
帰りがけ草津をぶらつき、16時頃に拠点へ。
20数年ぷりに草津をぶらついてみたけど、垢抜けた感じになっていてびっくり。。
拠点に戻ると、お昼すぎにきたメンバーと合流。さらに、夕飯には、地主様一家もこちらに来るとの事で、急いで山菜摘みにいく。
コゴミ、タラノメ、三つ葉、モミジガサと、適当に摘んでから、ざっと洗っておく。

ベース内の囲炉裏に火を熾しておいて、外のスペースでいよいよロケットコンロに火を入れる。T字金具の上口から杉っぱを入れ、小枝を入れ、少し太めの枝も差し込んでおく。
横口の蓋を開け杉っぱに火を付ける。火は勢いよく上に向かって上がってくるけど、そこで、横口から風を送ると、コンロ側に火が吸い込まれるようになる。更に、太めの枝を継ぎ足し、火が安定した所で、横蓋を閉める。
後は、薪を継ぎ足していくだけ。

薬缶を載せてみると、程無くお湯が沸いた。
乾いた薪を使っている分には、煙も出なく、熱効率も良く、燃費がすこぶる良い感じ。
湿った薪を入れると、コンロから煙が上がるので、乾いた薪だけを使うのが良さそうかね。
コンロ上部の蓋をすると、、ストーブ状になり、放熱を始める。蓋の上にやかんを置いても、普通にお湯も湧く。
ストーブとしては、熱を滞留させる空間が小さく、さほど効果はなさそうだけど。。
次作の課題とする。

兎に角、蓋をしなければ放熱もほぼ無いので、夏場でも、普通にコンロとして使えそうだな。

最大の難点は、重いこと。普通のロケットストーブより、数倍重いので、持ち運びは不便になっている。

でもまあ、それなりのものになったので、そのうちHPにものせることにしよう。

んでもって、夜ご飯は、ロケットコンロで揚げた、山菜の天ぷらと、地主様提供のダッチオーブン料理で美味しく楽く過ごし、一夜明け、起床すると、ヤカンに水を張り、早速とばかり、コンロに火を入れる。。。
すぐに火が付き、お湯を沸かす。沸いたら蓋をして、ホイルを敷いて、ベーコンを焼き、
前夜に余ったおにぎりも焼く。
えらく簡単便利に朝食が出来上がった。

自作ロケットコンロ、想像以上に使い勝手が良かったので、結構満足できる作品になったかと。

4月30日(火)   平成最後の。。。

雨天の天幕生活がしたい!!
でも、雨が降る前に設営はしたい。。。ってことで、29日の午後から食材を買い込み、山に向かった。3分の1ほど進んだところで、用意した着替えを忘れたことに気がつき、仕方なく途中のシマムラで安売の下着、靴下、シャツを買っていった。予定では16時頃に到着するはずだったのだけど、そんなこんなで17時着となった。

日暮れが近づいているので、最初に沢の上流にある水場に行き、水を汲んでから、設営に入る。
雨を見込んでタープ…と言うかブルーシートを丁寧に張った。この時点で18時半。ヘッドライトを点けテントを張り、取り敢えず一息。その後、ライトを頼りに薪集め。とは言えそこら中に2メートル位の杉の枝が落ちているので手当たり次第に拾い集め40センチ程に折って山にしていく。
最後に乾燥している杉っ葉を集めて準備完了。
ロケットストーブをテントサイトに運び込み、火を入れる。お湯を沸かしながら、焚き火も熾して塊肉を遠火で燻す。
大体20時位に、ゆっくりと出来るようになり、缶ビールをあおる。
そんなタイミングを見計らったように雨が降り出してきたので、
沸かしたお湯でカップ麺を作って啜り、暫し焚き火を見ながらぼーっと、のんびりする。
22時過ぎくらいに、テントに入り就寝。

朝7時位にどしゃ降りの雨音で目が覚め、身支度をしてテントを出る。
昨晩頑張った甲斐がありテントサイトはほぼドライコンディション。
ロケットコンロに火を入れてお湯を沸かし、焚き火は残った熾を掘り出し火勢を強め薪をくべる。
暫く焚き火を突いていると、お湯が沸いたので、コーヒーをドリップして啜る。

コンロに蓋をしてストーブにすると、朝食を作る。
トーストと、焼き肉エッグ。いやぁ便利。
食後にもコーヒーをいれ、ゆっくりと喫する。
その後は、雨具を纏い暫く山を散策。

午後いちで、コゴミを摘んでから、近場の温泉に入り、昨日からの汚れと疲れを洗い流した。
テントサイトに戻ると、炊飯の準備をしつつ、ロケットコンロでお湯を沸かしコゴミを湯がく。湯がき終わったら、飯を炊きだす。

その間、コゴミをつまみながら缶ビールをグビリとやる。いやぁ、美味いねぇ。

20分くらいで飯を火からおろし、ステーキ肉をストーブで焼いていく。
片面焼けたところで裏返し、卵を脇に落とす。いい感じに焼けてきたところで、器にご飯を装い、椀にインスタントの味噌汁を作り完成!平成最後の晩餐だな。

時計を見ると、丁度17時。昨日到着した時分に、夜ご飯を喰った。残ったご飯は、塩コショウにちょいと醤油を混ぜて、オニギリにした。18時にはテントに入り、足を伸ばす。
雨が止んでいたら明日は、渓流釣りにでもいこうかな。
こんな時代の終え方もよろしいかと。

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