Diary 2016. 4
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4月2日(土)   托卵

春だねぇ。。。。恋の季節だねぇ。。。。ってより、けだもの的には托卵の季節だねぇ。
2年前位から、孵卵器を利用しないエコな方法として、烏骨鶏さん達に托卵する運用に移行
しており、今年も無事、キジの有精卵を托卵させて頂いた。
この時期になると、鶏達が産んだ卵を烏骨鶏さんがかき集めて抱卵を開始するので、
そこにタイミングをあわせて、托卵。。。って事になる。

普段鶏たちは小屋の最奥で産卵するようになっており、この時期になって、2〜3日卵を採取
せずにいると抱卵をするようになり・・・で、雉の卵が納品されたタイミングで一旦、
抱卵した烏骨鶏を卵から追いたて、餌をついばんでいる間に、雉の卵と入れ替える訳だけど
この時、カッコウの様に卵の数をあわせる必要もなく、1羽に10個割当で、計20個程をおいて
その場を離れると、そそくさと2羽が戻ってきて、何事も無かったように卵を抱き始める。
暫く様子を見て安定したタイミングで、小屋奥を隔離して、孵卵に備えれば托卵作業
が完了となる。後は23〜25日程待ってれば、白い烏骨鶏のお腹の下から、雉のひよこが
顔を覗かせるってすんぽうだな。けだモニターを覗けば何時でも様子を確認する事ができるし
無事孵化したら、今度は子育てもしてくれるからね★
今年は何羽育ってくれるのやら。。。。

ちなみに、産卵場所を隔離されて閉めだされてしまった
コーチンさん達は、小屋の出入り口付近に仮設した
落ち着ける場所でせっせと産卵しております。

4月3日(日)   銃検

今年はえらい早かったんだが、4月しょっぱなに一斉検査があり、受検してきたけど、どうも
年々面倒になってきているような感じがする。んで、受検される方も大抵ぱなけあ。より
ご年配の方が多く・・・・で、昨年なんかも結構いい加減に書類作ってきたり、必要資料が足りなかったり
して、後ろで待っている方は相当待たされてイラッとする事もしばしば。
・・・ちゃんと出来ないなら、欠格させちゃえばいいのにね。・・・・
ってことで今年は開始時間に合わせて行ったので、待ち時間なしで検査室に入れた♪

で、最初に銃の実測があるんだけど、3箇所で実測が行われていて、丁度空いた所に
いったんだけど、ここの担当さん(えらいG様)の仕事がなんともまぁ、測り方をよく知らずに
測っており、どうやっても、資料と、実銃の寸法が合わない・・・しかも、メジャー当てて測る
だけなのにえらい時間がかかる。。。他の2箇所では、もう、3人目まで実測が終わっているのに
・・・・orz・・・まさかこんな所で引っかかるとは。。。
結局、若いあんちゃんが出てきて、測り方を指図しながら実測をしたんだけど、この時担当さんは
すでにやる気もないのか、メジャーは当ててるものの、メジャーの数字ではなく、資料の数字を
読んでいたような。まぁ、そんなこんなで実測を終えると、書類審査と問答があるんだけど、
すでに、待ち行列が。。。。せっかく早く入れたのに結局待つことに。前の人、10分、ぱなけあ。3分
って感じで無事検査をパスした。

来年は、実測する担当さんもちゃんと吟味しないとな。。。

4月17日(日)   口減らし。。。

現在進行している孵卵を鑑み、既存メンバーの退役を計画。
第一弾としてコーチン2羽に退いてもらうことに。この2羽は
約3年程前からの古株で、丁度生産力も落ちてきていたので、
満を持してって感じで退役頂いた。もちろん、モスボール等は
行わないので最期の奉公として美味しい素材になってもらうことに。
もちろん、毟った毛羽、モミジの薄皮、腸、腎、肺以外は、
余すこと無く全てを味わい尽くしましたとも。。
・・・せめてもの供養とかって意味合いより、けだものの業ってやつだろう。
下世話な話、コーチンさん、近くのスーパーで購入するとえらい高級品
なんですなぁ。。。

元々親鶏の肉は硬いけど噛むほどに良い味で、ぱなけあ。の好物だったのもあり
腿や胸は焼いたり、タタキに。端肉と、皮身や脂分の多い腿や胸の一部は、ツクネに。
このツクネが絶品で、ガラからひいたスープと一緒にツクネ鍋にすると
もう、すごく美味しくなるし、人気も高い。元々美味しいお肉だけど、硬すぎて
普通では敬遠されてしまっている分、ツクネにして、食べやすくすることで、
いい味の柔らかい肉の塊って感じになるのかな。なんつうか、宝石箱や!!って
何処ぞの人なら叫びそうなほどには美味いと言い切れる。

ちなみにガラのスープは超弱火で作りながら、火が完全に通った段階で、ガラに
付いている端肉、せせり身等をこそげ落とし、野菜と混ぜて、鶏肉と生野菜の
サラダに利用。綺麗にガラだけにしてからさらに煮込んだり、休んだりで、
まる1日程。浮いている油は、全て別に分離して、鶏油として保存。
で、出来上がったスープは、非常に優秀な2次素材に変貌する。

ラーメンを作るも良し、野菜スープにするも良し、鍋物のスープにするも良し。。
鶏飯の出汁にしてもこれまた美味い。本当に骨の髄までって感じに。
まぁ、出涸らしたガラは、コンポストに入れるしか無いんだけど。

うん、当初計画通りのライフサイクルに近づいてきたって感じ。
計画の進捗としては、1年遅れ位かな。ただ・・・当初からチャレンジしている
ニホンミツバチの誘引はなかなかどうして上手く行っていない。
それでも、金稜辺の株を増やしたりして、今年は、2株で開花。
・・・・ただ、ずっと観察していたけど、ミツバチが誘われて来ている
所は、一度も見ていないんだよね。。。。さすがに、もうちょい山の中でないと
誘引は難しいのかも。。。この辺は、今年度計画で見直し案件にしようと思う。

ってことで、今年度計画の策定を進めていきますか。

4月29日(金)   お茶摘み

夏も近づく八十八夜・・・ってか八十六夜か。
昭和の日に新茶摘みを実施。例年もうちょい後に紅茶作成用として
茶摘みをするのだけど、今年は、昨年試験的に作った緑茶が好評を得た
為、日本茶用に茶摘をしたわけです。といっても、先端を含めて茶葉は3枚
までのほんの先っぽだけを摘んでいくのでなかなか重が進まない。2時間程
摘んで完了。2〜3Kgってところかな。

ここからがちょいと大変。茶葉をザブザブ洗ってから、穂先、1枚目、2枚目の
茶葉だけを茎から分離しつつ、傷んだ茶葉等も弾いていく。。。。ちなみに、
この作業は、摘む作業の約3倍時間がかかる。。。
これで大凡、1.5Kg程度の新茶葉となる。
このあとは、約800g程度の茶葉に分けて、ステンザルに入れ、蒸篭にセット。
約30秒程蒸してから、余熱にして紙を敷いたホットプレートの上に広げ、
ゆっくり揉み込みながら乾燥させていく。・・・揉まずに乾燥させると碾茶
(てんちゃ)モドキになる。本物は、茶葉を摘む前に20日以上日光を遮蔽した茶葉
を使うらしい。
きっちり細く揉み込むと、販売されているような茶葉にできるけど、そこまでせず
1〜2mm位の太さになるようにゆっくりと揉んで乾燥させれば、ぱなけあ。謹製の
新茶として約100g程が完成する。

これ、沢山作れって言われるんだけど、独りで作業するわけで、どうやっても
限界が・・・・orz
1番に出来た物は、茶葉を提供してくれた叔父の家に献上。
他も、リクエスト頂いた所に届け・・・自分では、仕上がり具合を確認するため
に試飲した分と、あと、2回分位しか手元に残らなかった。

独りで手作業のみで商売にしようとした場合、100gで5000円位でもわりに合わない
かもなぁ。

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