狩猟期間も終わり、溜めていた家事まわりも片付いたので、拠点に入ってきた。
事前に地主様より、新たに砂防堰堤を作る治山工事が入っている旨を聞いていたので、そちらの様子見のような感じかな。
様子がわからなかったので、早朝に着く感じで出発し、6時過ぎには到着。
入口には治山工事の看板がでており、簡単なバリゲートも設置されていた。
脇に退けて林道に入ると、酷く荒れていた道が綺麗に均されている!!
ゆっくり上がっていくと、合流点のちょいした辺りに砂防ダムを作っているのがわかった。
判ったが、昨年コゴミと、山ウドを定植した場所は、工事のため跡形も無くなっていた
orz
まぁ、もう一度定植しなおせばよいか。
拠点まで上がったところで、水が出ていないことに気が付き、そのまま調査に入る。
貯水槽まで行くと、なんの事はなく、湧き水を導水しているパイプの継ぎ手が外れていただけであった。
メンテナンスしやすいように、接着せず、ダクトテープで固定していたのだけど、これが劣化して、剥がれたため、外れた感じだった。一旦、元栓を閉め、外れたパイプを繋ぎ直し、簡単に外れないように細工してから、
拠点に下りダクトテープを用意し、また、貯水槽まで登っていく。
再度ダクトテープを巻いて補強し、完了。
水位を見ると50リットル位は貯まっていたので、元栓を開けて、拠点に下ると、途中まで下った所で、バシャバシャ放水されている音が聞こえてきた。
あれ?蛇口開けっ放しにしたかなと、急いで下り、放水部を確認すると、PEパイプと、バルブソケットの継ぎ手が、外れていて、放水されているのが見て取れた。orz
急ぎ貯水タンクまで戻り、再度元栓を閉める。
ゆっくり下り、継ぎ手部分を観察する。原因は、コアの打ち込みが甘かったのと、その状態で締め込んだため、食いつきが悪く、一旦無くなった水圧が、再度架かった所で外れたのかなと。
手持ちの工具がなかったので、地主様宅へ伺い工具を借りることにし、早速うかがうと、丁度ご家族でスキーに向かう準備をしている所だった。
簡単に挨拶し、工具を借り受けると、奥様が缶ビールを2本持ってきて、これ飲んでー!
と言いながら、くださったので、ありがたく受け取り、拠点に戻る。
すぐに修理に取り掛かり、ちゃちゃっとなおす。今回はちゃんとコアを根本まで叩き込んでから、接続する。
一応、他の継ぎ手も緩みがないか確認してから、貯水タンク迄登り、元栓を開ける。
この時点で8割方貯水されていたかな。
拠点に降りて、蛇口をひねり、水が出てくることを確認する。
問題がなくなったところで、ロケットコンロを持ち出し、お湯を沸かしながら、寝床の設営をする。
手慣れたもんで、お湯が湧く前に設営を終えたので、ゆっくり寛ぎながら、頂いたビールを呷った。
朝食を終えると、拠点近隣の探索をする。
まず沢周りを確認すると、今年も、わさび田にと整備した所がイノシシに荒らされているのを発見。。。来期はここのイノシシを狩ろうと心の中で誓った。
山の中を歩くと、何本か鹿に樹皮が食べられている木を発見。立ち枯れそうなので、マーキングしておいた。
直径5センチに満たない木なので、次回切り出すかね。
ほうぼう見て回ったけど、めぼしいものといえばフキノトウ位しか目に入らなかった。
その後、工事を行っている職人さんと、ちょろっと話しをしてから、陽のあたる斜面を切り開き、持参した無花果の苗を定植した。
上手く根付いてくれるといいなぁ。
ここで、お昼にし、パスタを茹でて、レトルトのミートソースでいただく。
食後に紅茶を飲んでから、薪を集める。
立ち枯れの広葉樹や、落ちている杉の枝等。
乾燥しているこの時期であれば、労せず集めることができる。
その後温泉に行きゆっくりと浸かり疲れをとる。
15時位に戻り、集めておいた薪に火を入れる。火のそばで寛ぎながら、ツマミようにと、鶏肉を塩焼きし、ビールと共に流し込む。19時頃までダラダラ飲み食いし、床についた。
夜半に2回程、用足しをして翌朝6時に起床。
毎回思うのだけど、冬場は、大人用おむつをつけておくのが楽なのでは?と。
この日は、用事があったので、直ぐに撤収準備にかかり、6時半には、撤収し、帰路についた。
これからは渓流釣りと、山菜のシーズンに入る。楽しみではあるが、通うのが歯がゆい。
いっそ、すぐにでも移住しちゃうかな。。