Diary 2021. 2
メニューに戻る
2月7日(日)   網猟納め

今猟期も残すところ1週間って事で、ちょこっと気合を入れ直して出猟する事に。
まぁ、頑張る手前、事前の餌撒きも入念にやっておいて、万全の態勢を整えてみたわけで、、、ここまでやっておけば、坊主は免れるかなぁと思いつつ、家を出た。

日の入が伸びたので、行きがけにジョイ本に立ち寄り、色々と物色。風呂桶の循環金具用の穴を塞ぐプラグを買ったりした。
これで拠点に檜風呂を置けるな!なんて一人ほくそ笑む。

良い時間になったので、コンビニで食料を補給してから猟場に向かった。
途中、バイパス道路を作っている工事現場付近で、4車線作っているところ、2車線で通交している場所があるのだけど、のほほーんと、走っていると、明らかに逆走してくる老夫婦の車が。。。なんか、気がついてもいないようだったので、慌ててクラクションを鳴らし警報すると、やっと気がついたようで、後ろも見ず車線変更。。。
後ろの車は、それなりに車間を開けていたものの、急ブレーキを踏まされていた。
そして1番印象的だったのは、すれ違いざま目にした事で、旦那さんが助手席のバァさんに殴られていたシーン。。。。
逆走とか、偶にニュースなどで流れているけど、あるんだなぁ。と。。

で、惨事を回避して猟場に着くと、段取りを開始。特筆すべきイベントもなく、待ちに入る。
待っている間に、日記を書いて更新したり、ネット小説を読んだりして、ふと気が付き、双眼鏡を覗き込むと、3〜4羽の鴨が寄ってきていた。
とはいえ、直ぐには入らないんだろうなぁと、固唾を飲んで見ていると案の定。
皆で沖に消えて行ってしまった。orz

気を取り直して、スマホの作業にしばし没頭。20時半頃かな。ふと、双眼鏡を覗くと、鴨たちが近寄ってきている。ここかなぁ。と気合を入れて観察していると、どんどん入ってくる。。6羽まで入った所で、欲を捨てて、網を引くことに。
そっと、引綱の所まで移動し、渾身の力でワイヤーを引っ張る!!
確かな手応えがあり、一旦双眼鏡で確認してから、猟場に急いで降りていく。

ちょいと余裕があったので、アクションカメラを持って、ちょいと撮影。
編みの中を見ると5羽ほど入っていた。
最初は全羽カルガモかな?と思っていたけど、シメるときに確認したらマガモのメスが1羽混じっていた。。

あぁ、流石にシメるところの撮影はしてないぞ。
意気揚々と片付けをして、帰宅する。
寒気も緩んでいたので、帰宅後直ぐに、毛羽むしりをおこなってから、入浴し2時頃に就寝。

翌朝、7時過ぎに解体を始める。
ここも、余裕があったので撮影をしてみる。
前回撮影したときは、臨場感を出そうと頭につけてみたけど、見事にフレームから外れてしまい失敗に終わったので、今回は、固定した三脚で撮影に挑んでみた。
淡々と、5羽を精肉し、内蔵の処理や、ガラの下拵えまでやって、最後に綺麗に片付けるまでやり終えると、11時近くになっていた。
3羽はストックすることにして、2羽を、夜、鴨シャブが出来るように下拵えしておき、夕方、妹宅でカモジャブを堪能した。

そのうち、今シーズンの収支報告を取り纏めてやるつもり。。
猟期は終わるけど、次は渓流釣りかな。
猟が、漁に。。。楽しみだねぇ。

2月14日(日)   未練とお風呂

先週、網納めをしたつもりも、まだ猟期が残っており、金曜の午後から、通院の後、拠点に向かう予定をちょいと工夫すれば、もう一回行けるんぢゃね?って事で、拠点入りついでに鴨猟もすることにした。出来れば、お見舞いの品を獲ってから向かおう!ってのが最高だね。
病院を終えて、もとからの荷物に、網猟の道具一式を積み込み、出発。
。。。20分くらい走ったところで、双眼鏡を忘れたことに気が付き、やむなく引き返すorz
予定より1時間程度遅れて、猟場に到着。
薄暗くなった中で、これが、本当の最後と心の中で呟きつつ、丁寧に設営する。
ちょいと多めに餌を撒いて待機にはいる。
途中買ったオニギリを食べて一息ついたところで、スマホで小説を読み始める。
今回は、軽トラで来ているので、ちょいとばかり窮屈。
檜風呂を載せて、猟場に来るとはおもってもおらず。(笑)
と、19時半頃、おもむろに、3羽が寄場に入り込んできた。
周りにもまだ沢山居たけど、その後の作業を考え、3羽が確実に餌を啄みだした所で、網を引くことにし、今期最後!!と気合を入れて、網を引き倒した。
双眼鏡を覗くと、ちゃんと掛かって居るのが見て取れたので、収獲と、撤収の準備に取り掛かる。
獲物は、マガモが3羽。ある程度は目論んでいたものの、ばっちり嵌まって好いお見舞いになったなぁと、ほくそ笑みつつ、撤収して、20時過ぎには拠点に向けて再出発した。

途中は特筆することもなく、22時半頃に拠点へ到着。早速気温を確認すると摂氏4度。
あまり寒くない。。が、、、まぁ、作業するには良いのか。と前向きに考えながら、ハンモックを張り、寝袋に潜り込んで就寝した。

真っ暗闇の中、尿意を催し4時半に目が覚める。そそくさと起き出し排尿!
ふぅ。スッキリりん。気温を確認すると1度だった。
ヘッドランプを点け辺りを徘徊し薪を集めて、大きめの焚き火を熾こし暖を取りながら、鴨の処理に入る。
丁寧に毛羽をむしり、8時にはワックス処理まで終えて、綺麗に剥いた3羽を持って、地主様宅へ向かった。
到着すると、挨拶もそこそこに、精肉処理に入る。すべて終えた頃に、奥様がサイクリングからご帰宅。
更に、joeも合流。状況のわかっていないjoeを、勢いで軽トラに乗せ、4人で薪運びに向かう。
場所は前回も伺った梅農家の果樹園。
今回は軽トラなので、アオリを立てて、満載する。板バネが、そっくり返ってたな(汗)
薪を運び地主様宅の薪小屋に下ろす。
結構な運動になったなぁ。
で、休むまもなくjoeと共に、拠点に戻る。

joeは、火おこしに勤しみ、ぱなけあ。は、風呂場の地均しを開始する。
暫くすると、地主様ご夫妻が到着。
いつもの如く、お昼バーベキューの準備に取り掛かる。
焚き火が安定するまでの間に、joeと共に檜風呂を運び下ろし、借りに設置してみると、なんとも、雰囲気が出てきた。

火が安定したので、溶岩プレートで鴨もも肉のローストを作ったり、鴨ガラスープを取ったりして、まったりとランチバーベキューを行った。
仕上げは、もちろん、joeの落としてくれたコーヒーで。今回はゲイシャ。美味かったな。

その後、joeと二人で、水平を出し、檜の風呂桶を本設置し、更に、スノコを配置してみると、見事な屋外浴場が出来上がった。
後は、竈に釜を乗せれば、Phase1が完成となる。
・・・・いきなりだけど、Phase2は、薪小屋や、露天岩風呂の作成としてみた。今した!(笑)
で、まぁ、取り敢えず一息ついた所で、joeの同僚が、可愛いい娘ちゃんを連れて、コーヒーを飲みにやって来た。
仮称、ザリガニマスターとしておく。
どうやら、コロナ禍で、娘ちゃんも退屈していたようで、息抜きに来たようだ。

取り敢えずjoeが、拠点内を案内している間にお湯を沸かしておいて、戻ったところで、joeが手ずからコーヒーを淹れて、ザリガニマスターに振る舞い、まったりする。

流石に娘ちゃんは大人のまったりに馴染めず、辺りを走り回り、コーヒーを飲み終わったところで、近場の公園に行きたいって事になり、ザリガニマスター父娘で公園に向かっていくのだった。

結構な時刻になっていたので、軽く近所の温泉に浸かりに行き、戻ってくると日の入り間近となっており、大分薄暗い。
急いで、火をおこし、夜ご飯の支度をする。
と、いっても、こちらもjoeが準備をしてくれたので、ぱなけあ。は、火の番をしてただけだけどね。
献立は、タンタン餃子鍋。どうやら、ゆるキャンに触発されたようで。(笑)
で、食べてみると、これがなかなか秀逸であり。。。簡単だからそのうち真似しようと、心の中にメモしておく。

食べ終わると、joeは、満足げに家路についた。そう、今回もデイキャンプで参加とのことで。。。

暫く独りで焚き火を楽しんだ後、22時頃に就寝。

翌朝はゆっくりと片付けをして、帰路についた。

今回はだいぶ暖かく、寒さが無かったので、物足りなく、、、ああ、暖かくなっちゃうんだなぁと、一寸寂しく感じた拠点入りとなった。




2月20日(土)   今期の収支

今週月曜日、今猟期も事故もなく無事終わったので、今期の収支を出してみることにした。

出猟回数は、20回
餌撒き回数は、31回

計、51往復した事に。。。(汗)

で、捕獲した詳細は、
マガモ23羽
カルガモ39羽
コガモ16羽
ハシビロガモ1羽

計、79羽。まぁ、こんなもんか。

そのうち、自分で処理したのが
58羽だった。
・・・・21羽は、猟友等、手慣れてる人にあげた感じ。


1出猟毎の捕獲アベレージは、
3.95羽

少なく思えるけど、後処理を考えて、一回で5羽以上
獲らないように調整してるので、まぁ、こんなもんかと。

次に原価計算

交通費は、

 片道35キロで、51往復しているので、

 走行距離の合計は3,570キロ
 結構走ったねぇ。(笑)

 燃費が、1リットル13キロとして
 275リットル。

 ガソリンがリットル128円として
 計、35,200円

間接材料費として、
餌代。
 11袋消費しており、
 1袋1,500円なので、
 計、16,500円

原価合計額51,700円

原価平均は654円

ここに直接労務費を加味すると。。。
いかん、あまり考えないほうが良いな(笑)
参考までに、片道1時間程度、
1回の平均狩猟時間は8時間程度。
1羽あたりの下処理時間は1時間程度。

なんで、こんなに下処理がかかるかってぇと、毛羽を毟る時に、
フェザーや、カス部分の廃棄分と、スモールフェザーと、ダウンと、分けながら毟り、更にワックス処理で残毛処理を綺麗にするからとなる。

・・・・・とはいえ数字出すと、なんか。。。
ま、まあ、趣味って括りなら、労務費は見ないのが○か。

あとは、自分で処理しないで良いなら、倍くらい獲っても良かったかなぁと。。。

因みに今期は狩猟を始めて、初めてハシビロガモが、獲れたってのが、大きなところかな。。。。

獲物は、鴨シャブ、ロースト、スモークなどにして、くちばしの先〜足の先まで・・・
こっちの表現のほうがいいか。舌〜モミジまで、すべて美味しく頂いてる。

あとは、結構な量のスモールフェザーと、良質なダウンがあるんだけど、、、どうしようかな。。

2021/2
Su Mo Tu We Th Fr Sa
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28            
前月   翌月

- Diary Note -