Diary 2020. 2
メニューに戻る
2月1日(土)   伝統鴨猟 9引き目

今シーズンも残すところあと2週間。
先週はぜんはんに思いがけない大雨に見舞われ、猟場も増水で沈んでしまい、果たして猟になるのか?と、危ぶみながら餌まきを行っていたのだけど。。。さてさて。。

金曜夜間、副業で完徹し、始発で帰宅。
風呂に入って、仮眠をとる。
昼過ぎに起き出し、ちょいと早めに準備をして出猟。
途中、餌と夜ご飯を購入して猟場に入った。

案の定、増水はだいぶ引いていたものの、若干水かさが高く、所々崩れがあったりした。
直ぐに、補修に入り、一時間くらいかけ、何とか猟が行える状態にすることができた。

時間的に未だ余裕があったので、ゆっくりと猟の準備を行って車に戻る。
日の入りまで時間があったので、散歩に来ていた地元の方とダベって時間を潰す。

日の入りには、車中で待機状態に入る。
暫く様子を伺うが、鴨が寄ってくる気配が無かったので、夜ご飯にする。
程なく食べ終わり、更に暫く様子を見るも、
一向に気配がない。
スマホをいじったり、ウトウトしたりして、鴨の気配が出てきたのが21時位だったかな。
暫く遠巻きにして、餌場によってきたのが23時頃。
23時半頃、二羽が、餌場に寄って食べだした。暫くするともう一羽が寄ってきて、餌場に入った。
時間も遅いしこんなもんかと、網を引き、何とか3羽をゲット。
マガモの雄1羽と雌2羽だった。
直ぐにシメて、放血を行いながら撤収準備にかかる。
ちなみに、獲ってる最中は、夢中になっていて猟欲があるのだけど、いざ獲ると、後処理を想像してげんなりするんだよな。。。

まぁ、そんなこんなで、帰宅し、いつもの如く、鴨を吊るしてから、風呂に入って一旦就寝した。

2月9日(日)   伝統鴨猟 10引き目

寒いですねぇ。
先週に引き続き、今週も、金曜日完徹し、始発で帰宅後仮眠を取って、午後から出猟。
今回は、驚く事に18時過ぎにカルガモを2羽ゲット。凍り付く程の寒さにはなっていなかったので、猟を継続し、23時半頃更に4羽が、餌場に入り込んだので、網を引いたのだか、、、、、なんと、支柱の一本の軸ネジが折れてしまい、ちゃんと網が落ちず、結局1羽だけ辛うじて掛かり、計3羽の猟果となった。
帰宅して、いつもの如く軒に鴨を吊るし、入浴後就寝。

夜が明け、8時前に起き出し、毛羽毟りを開始する。
先ず3羽とも手羽と、尾羽を毟る。
その後、スモールフェザーをつまみ取り、羽毛だけの毛玉状態にしていくのだが、、、、
手触りがちょっとやばい感じになっているような。
この時点で気分はorz。
で、よくよく観察していくと、どうやら、羽毛が少なくなっているのも見て取れる。
今年の暖冬と、渡りをしないカルガモだけに、冬毛からの生え換わりが始まっているような感じかな。3羽が皆同じような状態だったし。こうなると、手間が更に倍増し、筆毛を一本づつ抜いていくことになる。
さらに、採取している羽毛も、取りづらくなり、3羽合わせて、普段の1羽分程度しか採取できなかった。
とは言え、お昼頃にはワックス処理迄終えて精肉処理に入った。

精肉処理についても、以前のやり方からだいぶ進化している。

進化した概要は、ツボ抜ききせずの精肉。表面をよく洗浄し、拭いて水気を取り
胸肉、ササミ、手羽元、手羽先、もも肉を、手際よくバラし、内蔵類への接触は、一切しない。全て終えてから、ガラを解体していく。上手く切り込みを入れて、一気に骨格を半分に開き、ハツ、レバーを綺麗に採取。
砂肝を取り出し、繋がっている、そのうと腸を摘出。骨格に張り付いた背ぎもも綺麗に摘出し、頭を落とし、タンも摘出。
最後にガラを細かく分解する感じ。

今のところ、一番無駄のない解体術だと思っている。

詳しくは、そのうちレシピにあげていく。

今回の肉は、1/3をスモークにし、1/1は冷凍保存に。残った1/6は、かもチャーシューにした。
今シーズンもあと一週間。
最後にもう一回行けるといいなぁ。。

2月15日(土)   就業。。。

今シーズンの猟期も無事?終了を迎える事ができた。
ただ、体調を崩してしまい、最終日の出猟は断念せざるを得なかったのが非常に悔やまれてなりませんでしたorz

そして、シーズンを振り返り、1つの決断をする事にしました。
と、云うのも、今期を振り返ってみれば、鴨網猟については、頻繁に行っていたのだけど、銃猟については一度きり。
それも、ちょこっと行って、ぱん・ぱん・ぱん!と数発撃って1羽の猟果。。。

まぁ、ここ数年では、網猟で獲った獲物のほうが、状態も、味も良い形で狩れる事に気が付き、銃猟についてはおざなりになっていたのも事実であって。。う~ん。。


そもそも、鳴り物入りで始めた銃猟。特に高い成果を出したわけでもなく、効率的な猟法を提唱した訳でもないのに。。。
いゃぁ、始めた頃は調子こいてたんだなぁと、8年前の当時を振り返り、一寸恥ずかしくなったり。

思い返せば、猟銃等講習会から始まり、銃の所持許可、銃購入、2種狩猟免許取得と、
手続き、審査、お金に時間。。。結構使ったよな。。。orz
あぁ、これは振り返らんほうが精神的によいか。。。

あとは、丁度今期のシーズン明けに、銃の更新年度を迎えるので、諸々の申請や、根回し等が面倒でもあり、このタイミングがいいかなと決断に至ったって事になります。

そんな感じで腹をくくれば後の行動は早く、早速銃砲店に連絡を入れ、銃を手放したい旨を相談し、それなら下取り査定しましょう!って事になり、こちらも直ぐに銃砲店に持ち込んて、査定をしてもらった。
。。。ウジウジ考えていると、決心が鈍りそうだったので、本当に直ぐ様持っていったのよね。苦笑

査定の結果は、、、、丁度購入時の十分の一となり、、、orz
ま、まぁ、8年も使っていればこんなもんかと承諾し、引き渡しの手続きに入る。

店長にチョイチョイと、書類を作ってもらい、ぱなけあ。の署名捺印をして目出度く完了。

驚く事に、所持許可証も、お店で預かってくれ、返納してくれるとのことで、自身で警察に出向く必要がないそうな。

この時思ったのは、あぁ、あんなに手間暇かけて手に入れた資格だったけど、返納するときは一瞬なのね。。。。と、何やら複雑な気持ちが込み上げてきた(笑)

とは言え、
今後、家を留守にする時の心配や、毎年の銃検査、更新前の諸々の手続きや、近所さんへの根回しなどなど、に、気をまわす必要も無くなり、相当気持ちか軽くなった事にホッとしていたり。

こんな次第でして、来シーズンからは、網猟、罠猟、、、ん?
に絞って、ますます頑張っていこうと心に誓うのでした。


2020/2
Su Mo Tu We Th Fr Sa
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
前月   翌月

- Diary Note -