Diary 2018. 11
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11月14日(水)   初冬の段取り

11月に入り、今シーズンの猟期もあと僅かで解禁!
てことで例年通り段取りをおこなっている。
先ずは、11月頭から半月の潔斎。
なまぐさは勿論、エロい事も封印。
まぁ、此方は相手すら居ないので封印するまでもないのだけどね。orz

で、この潔斎ってやつが結構きつい。
何がってぇと、外食。。精進料理店など、ほいほい行けるものではないし、コンビニだと、塩むすびやサラダに塩ふる位。あ、あと、豆腐と醤油。納豆。。。
醤油せんべい。。。
結構色々なものに入ってるんですよ?
かつをエキスやら、ビーフエキスやら。。
とはいえ、前半は結構なんとかなるんですが、後半になるとさらにきつい。しかも、今年は付き合いで3夜連続の飲み会。
ウーロン茶とサラダと、ポテトフライでしのいだけど、いや、本当にキツかった。
なので、なるべく自宅に帰って、食べるようにした。お陰で寝不足の日々に。
自炊で重宝するのが、豆腐豆乳、すりごま、オリーブオイル、サラダ油。
豆腐は、塩豆腐にして、モッツァレラ風にしたり、豆乳はスープにしたり、胡麻は、ごま和えや、豆乳と合わせてソースにしたり。。。サラダ油は、まぁ、とりあえず、野菜類など揚げ物にしたり。。。

と、そんな中でも、ちゃんと猟の段取りも進めている。此方は何時ものごとく、河原をほっくり返して寄せ場を作って、杭を穿つだけだけど、結構重労働になる。
これを3ヵ所程度作っていく。。

そうこうしているうちに、明日解禁日って所まで来ていた。

さて、今期の猟果は、如何なもんでしょう??

11月21日(水)   骨休み1

猟期に入りましたが、解禁日当日は仕事が外せず、16日〜26日にわたり骨休みを取ることに。
16日は、夕方から網猟にいき、早々にカルガモをゲット!
翌日からはけだもの拠点に行きエアガンでの猟を行った。
拠点初日の銃猟は、キジバト1羽。
藪に落ちて回収出来ずorz
あとは、けだものメンバーと合流して、拠点の整備等を行った。
その後、地主さま宅に伺い、挨拶したのちメンバーが裏山で自然薯堀りを行い、見事、大物を掘り上げた。
その日は地主さま宅に寄せさせてもらい、前夜に獲ったカルガモも合わせて、BBQと、ガラスープで鍋物に。
地主さまご一家とご友人共々、喜んでもらえた。
翌朝は、軽く地主さま宅の周辺を歩くも、獲物には巡り会わず。
その後、おいとまさせていただき、メンバー共に再び拠点に戻り、昼飯を喰らってから、ちょこっと整備をして、メンバーは帰っていった。
ちなみに、自然薯は、俺らが頂くことに落ち着いた。

。。。独りになったところで、再度獲物を求めてほっつき歩く。
暫くすると、30メートルばかり先の田んぼで雉が二番穂を啄んでいる所に遭遇!!
ゆっくりしゃがみ、膝撃ち体勢に。
一発目で何処かに当たり、ちよいと飛び上がって直ぐに墜落!!
空かさず二発目を撃つも、外れたっぽいorz
さらにもう一発撃ったところで、当たったようでバタバタっと飛び立って、ボサの手前で、墜落!!
羽も広げた状態で動かない。。。
やった!!と思い、銃を担ぎ直して、回収に向かった。あと3メートル位のところまで来たとたん、ムクリと起き上がって、ボサの中に痛々しく走り出した。
追い付く一歩手前で、ボサに入られてしまい。。。orz
それからさんざんボサを掻き分けて探すも見つからず仕舞いだった。。。
このときばかりは、いぬがいたらなぁと思ったね。。雉さんには悪いことをしてしまった。と思いつつも、未練に後ろ髪を引かれながら、拠点に戻った。。

拠点に着いたら15時位で、そろそろ薄暗くなり始めるので仮設ベースで直ぐに火を焚き、夕食の準備を開始。
といっても、暫く火を大きくして、太い薪に火を移し、熾火を作る。。
その後、熾火で持参した肉をじっくりと焼き、お湯を沸かして、フリーズドライの雑炊を作る。
お椀は無いので、昼に喰らったカップ麺のカップを利用。
結構便利なので、野外生活をする場合、最初の頃にカップ麺を食べるようにしてる。
こんなもんでも、そこそこ美味しく感じるのは、天幕生活だからこそかね。
あとの時間は夜に備えてのんびりと、薪をくべていく。
20時頃に、デカイ玉切りのみの薪を2つほどくべたところで就寝。
。。。。。。
。。。ん?もゾッ!!
なんと、カメムシさんが、寝袋に浸入してきたっ!
急いでカメムシを払い出し、一旦寝袋から這い出る。。。く、くさぁ〜。
で落ち着くまで暫く座り直して、焚き火に当たる。
で、よくよく見ると、仮設ベース内が暖まってきたからか、あちこちカメムシが。。
見える範囲で、外に追い出してはみたものの、きりもなし。

全て諦めて、再度就寝。勿論、寝袋は、隙間なく閉じて、極力浸入を防いでみたけど。

次に目が覚めたら、4時過ぎだった。
しっかり寝たので起き出すと、玉切りの薪がイイ感じに熾火となっていたので、直ぐに火をつける。

朝飯として、パスタを茹であげ、バジルソースをかけて頂く。
日の出まで、グダグダしてから、出猟。
山鳩を2羽撃つも、一羽は、回収できなかったorz

この日は昼ぐらいに撤収して帰路に着いた。

翌日、自然薯を擂り粉いで、5倍程に延ばして喰らったら、非常に旨かった。
これは、一緒に食べた妹一家も、感動していた。
で、もらったお言葉が、
「獲れるかわからん銃猟より、自然薯を採ってこい!!」

でしたorz

11月26日(月)   骨休み2

23日から再び拠点にやってきた。
今回は、純粋な野営と、野草類の定植。
芹や、薇など、あらかじめ用意した根を植えて、今後の自給に繋げる目論み。

拠点には7時頃に到着し、早速、植え付けを行う。なんか、ショボい根っ子だけど、本当に生えてくるの?と、ちょっと疑問ではあったが。。。

これで拠点には、山葵、ヒラタケ、ナメコ、クレソン、コゴミ、山独活、コシアブラ、についで、芹と薇が加わった。

その後、地主さま宅に伺い、大量の薪を頂き拠点に運び込んだ。
また、相当太い玉切りだったので、仮設ベースのまえで、薪割りを実施。
ヘイヘイ・ホ〜。

お昼頃、前回とは違う、けだものメンバーがクロスカブで到着。設営前に、軽く拠点を案内した。
因みにまだトイレも無いので、何かあれば、野生の呼び声に答える必要がある。

で、案内後、設営や、フェザースティック作りを始めたので、自分も暇潰しにブッシュクラフトで、架台を作成。水タンクを置くのに丁度よく作ってみた。
形はビバーク用のベッドを簡略化し小型化した感じ。
で、作ってみて思ったのが、細かい方が面倒い。。。

その後、とりあえず午前中に割った薪をベース内に運びいれたところで、近所の温泉に行く。充分暖まった所であがり、拠点に戻ったときには既に日が沈んでいた。
急いで、火をおこし、前日下ごしらえしたバラブロックの、塩を洗い流し、暫く風乾した後、焚き火上部の棚に金網を渡し、其処に乗せておく。
燻しと、上昇熱で、簡易ベーコンにするって寸法。まぁ、出来上がりは、よく日夜位以降だけど。

メンバーは作ったフェザースティックを使い、持参してきた焚き火台で火を起こしており、小さな焚き火を黙々と楽しんでいた。

外気温もどんどん下がり、3度位になっていた。
ただ、焚き火にあたっていると、結構暖かい気分になってきて、そこそこ寒さに耐えられる。
勿論、それでも寒いものは寒いので、冷えたと感じたら、仮設ベースに入り、中の大きな囲炉裏の炎にあたって暖を取る。
因みに仮設ベースの中は、12度程度で安定。
ただ、ずっと座っていると、背中に冷気が降りてきて、部分的に冷えてくるけどね。

で、完全に日が落ち、真っ暗闇になったところで、夜ご飯の準備。
ベース内の囲炉裏も良い熾火になったので、肉塊を焼いていく。
でもまぁ、ジビエ肉ではなく普通の牛肉だけど、それはそれで美味しく食べれた。
あとは、ナメコ汁を作って汁物に。
いや、寒い中の汁物は、暖まるねぇ。普段の何倍も美味しく感じるし。
主食は各々準備して、夜ご飯とする。
野菜っけがないのが珠に傷ではあるが、満足することができた。

その後は焚き火を囲んで他愛もない話を止めどなく。本来であれば、赤ワインや、ウィスキーなどチビチビやりながらってのが理想なんだけど、特になくても良いってことで、暖かいお茶をチビチビやった。

そうこうしていると夜も更けてきたところで、お開きとなり、其々寝床に向かった。

翌朝は、囲炉裏の熾火が丁度よくなっていたので、バケットを切ってトーストし、ソーセージを焼いたものと合わせて、朝食とした。食べたあとに、コーヒーをドリップして一服。

その後、メンバーが、撤収を開始。
10時-過ぎ頃に帰路に着いた。

さて、独りきり。とりあえず、山を歩き回り、植物の分布や、獣道の情報などを見て回る。
お昼にフリーズドライのビーフシチューと、余っていたバケットを喰らい、コーヒーをたてる。いや、屋外で点てるコーヒーは、美味しいねー。

午後からは、ちょっと足を伸ばし、昨日とは違う温泉にゆっくり浸かりにいった。

帰り道、農家の方が里芋を収穫していたので少々分けてもらい、拠点に戻った。

戻ると直ぐに、夕食の準備を開始。
まずは竹を切り出して、カッポ酒の用意。
熾火を灰の中から堀だし、火をおこしてから、分けてもらった里芋の皮を剥いてざく切りし鍋に放り込む。鍋の中で、ざっと洗い、水を入れ、自在鉤に吊し、鍋に火が当たるように調整する。
暫くして、グツグツ煮えてきたら、棚に放置していたバラブロックを3分の1ほど切り取り、2センチ角の賽の目にして、鍋に放り込む。芋に火が通った所で、大ナメコを鍋に入れて、砂糖、醤油で味を整える。
最後にクレソンをいれて、ひと煮たちすれば完成。
程よくカッポ酒も燗されており、チビチビやりながら、鍋をつついて、天幕生活を漫喫する。
翌朝は、お湯を沸かして、メンバーが置いていってくれたレトルトを食べ、片付けをして、撤収。帰りがけに、簡易ベーコンを手土産に地主さま宅へ挨拶に行き、骨休みの幕を引くことに。。

あ、今日まで休みだったか。。。
次は極寒期の野営で、仮設ベースの真価を見極めよう。

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