10月7日〜16日の間、休暇を取ることができたので、ちょっと外に出ることに。
休暇前に画策していた予定では、バイクで日本海側ダラダラ旅の続きを行う
つもりでいたのだけど、休暇前半は、天候が崩れるとの情報があり、この所軟派に
成り下がった精神の為、そそくさと予定を変更した。
まぁ、旅先で天候不順になるなら甘んじて受け止められるけど、
旅の最初から悪天候ってのはちょっと避けたくて・・・・このへん歳を感じるorz
ということで、3連休については、自宅にて、溜まったプロジェクトタスクをすすめる
事に。・・・ほぼ薪割りや、くさ集めとなりましたが。。。
で、11日〜14日にかけて、白川郷〜高山〜奥飛騨でのんべんだらりとしてまいりました。
白川郷については、テレビの情報(某国営放送)程度の知識しかなく、ひなびた風情のある
集落なのかな・・・と期待を胸に膨らませて行ったわけですが・・・・
なんていうんですかね。。。どういう風に撮影するとあんな情景になるんだろうと思うほど
観光地化されておりましたorz
そもそも、集落にある合掌造りの建造物のほぼ全てが、民宿・お土産屋さん・館内資料館と
なっており、期待していたひなびた集落の生活感ってんですか・・・
里山生活の音や匂いってのを肌身でかんじたかったわけですよ。。。
さらに言うと、集落では海外からの観光客が多く・・・ってか、ほぼ海外からの観光客であり
多分集落の人数より多くて、聞こえてくるノイズも外国語であったり・・・自撮り棒を振っての
シャッター音であったりと、ぱっとみ、占領された土地なのかと思える始末。。。
白川郷の奇祭と言われているどぶろく祭りは14日からって事で、ここにいても仕方ないかと、
一応集落をぐるっと見て回り、風情のありそうな所の撮影と、どぶろくだけ購入して
そそくさと高山の街に向かうことに。
高山では、街をぶらぶら。丁度高山祭りが前日に終わったようで、結構閑散としており
ゆっくりと古い街なみ全体を見て回ることができた。ただ、、、祭り明け?若しくは
定休日?で、けっこうお店もしまってたはいたけど。。。
馴染みのお香お店でお気に入りを購入し、さらに手作り木蝋燭を取り扱うお店で和ろうそく
を購入。あとは、ツマミ類等を買い込んでこちらも離脱。。。奥飛騨を目指す事に。
行き掛けの駄賃に、ちょっと雰囲気のある滝をみつけたので立ち寄ってみたところ、
これがなんともいい感じで。観光客・・・ってか、人っ子一人いない山中にはなるけど
近くまで車でいけるお手軽さ。そのうえ大迫力で、マイナスイオンもすごい。
滝の水量も多く、滝付近は落下する水圧で風と飛沫が撒い、暴風雨のように。。。
よい穴場を見つけられたかな。1つあるとすれば、独りで行く場合は、クマに
気をつける必要がある位。
水はありえないぐらいの透明度と、冷たさがあり、これだけでも一財産となりえるな
と思えるほどだったし。。。記念に川辺にあったクルミを何個か拾ってから
離脱。そして一路奥飛騨温泉郷へ・・・
奥飛騨温泉郷ではいつもの宿に。西穂高のお膝元で裏側から焼岳もよく見える宿。
素泊まりも可能なんだけど、今回はまかない付きでゆっくり2泊する事にした。
チェックインは早めにさせてもらい、先ずは温泉に。内湯で綺麗さっぱり汗を流し
さっとあたたまってから部屋に。ちょいと休んでから貸し切り露天へ。
のんびりとお湯に浸りながら外を眺める。あいにくと、今年は遅いようで紅葉し始めた
木々しか見れなかったけど、それはそれで風情があり。。。
いやぁ、昼間っからの温泉って・・・すげぇ贅沢な気分になれますな。
存分に堪能してから部屋に篭もる!!
そして買い込んだドブロクと肴でちびちびとやりながら、まったり。。
周辺のトレッキングコースマップを見ながら翌日ぶらつくコースを確認したり、
ウトウトしていたら、お食事の時間に。
今回の楽しみの1つが食事。美味しいものをゆっくりと満喫できるってすごい贅沢な
ことでありまして。。。イワナ尽くしに飛騨牛のすき焼き、タラの蕪蒸し、季節の天ぷら
などなど。
夜は早めに就寝して、朝方日の出前に露天へ。ゆっくり入浴してから、近隣を探検して
朝食を頂く。その後、のんびり準備して、トレッキングルートへ。
宿近隣の山から、西穂高の第2ロープウェイに向けての山道(木道)になっている。
途中、歩いている人等には一切出会わずじまい。ただ、クマの糞や、火炎茸等、けっこう
面白いものが観察できた。鈴を携帯してトレッキングをしてきたけど、味をしめている
クマであれば、鈴の音で、餌が来たと思いよってくるかもな。と思ったけど、トレッキング
をしていた5時間中、幸か不幸かクマには出会う事はなかった。
こんな感じで2日目も、宿に戻り温泉三昧と、美味しい食事を堪能して、骨休めを
おこなってきた。・・・・休みすぎかね。。