あけましておめでとうございます。
おかけさまで2018年も無事迎えることができました。
まぁ、毎年の如く、若水を汲んだり、元旦のけだもの振る舞いを行なったり。。。
そんななかでも、振る舞いのメニューに目出度く鴨ガララーメンを
一品追加してみたところ、意外に高評価を頂けたのが嬉しかった所かな。
後は、恒例のドライソーセージ・・・サラミとカルパスの作成。
こちらも、今年はノーマルのドライソーセージの他に、チョリソ風のドライソーセージ
も仕込んでみた。
つまみには合いそうだけど、おこちゃまは食べれないかなぁ。辛味として自家製ハバネロの
乾燥粉末をたっぷり利用したので。。。
あとは、初の試みとして出張けだものダイニングを開宴した。
遠方での開宴だったので、段取りが結構大変で、分単位でのタスク管理を行うという、
普段やりの副業ですらここまで綿密に行わないぐらいの事をする羽目になったね。
メニューは、
屋外での、
鴨の串焼き 柚子胡椒添え
カモネギ焼き
バラ肉の野菜のグリル
大皿メニューとして、
鴨スモークの薄切り
セミドライソーセージの盛り合わせ
屋内での、
鴨のすき焼き 烏骨鶏卵添え
〆のお蕎麦
とまぁ、品数は少ないながらも参加頂いた8名共にそこそこ満足いただけた模様。
材料が許せば、青竹焼きや、かっぽ酒等も出したかったのだけどね。。。
それにつけても、勝手が違うとはよく言ったもので、
普段とは違うクライアント宅での調理は相当やり辛かった。
ある程度想定して、蕎麦用の道具は持参したものの、まな板、
包丁を持っていかなかったのが相当足を引っ張った。。。
もし次回がある場合は、包丁も持参しようと心に誓った程きつかったよ。
こんな感じで新年を過ごしております。
最後になりますが、今年の抱負を。「来年頑張ろうっと。!!」
この時期ぐらいになると、狩猟仲間から、お裾分けを頂く事が多くなる。
勿論、私が狩らない四足のお肉になり、その分、私が狩ったものをお分けする
事もある。
そんな中今回は、蝦夷鹿のお肉をたっぷり頂けたので、タタキと、オイルフォンデュ
にしてみることに。
タタキは、高温で表面をこんがりと焼き、ある程度火をとおしたら、火から下ろし
ホイルに包んで、芯が60℃ぐらいなるように予熱で火を通す。
あとは、暫く休めておく。2〜30分ぐらいかな。
お肉を休めておくと、ホイル内にドリップが結構溜まるので、このドリップをフライパン
に戻し、バルサミコ酢、赤ワイン、醤油を加えて、ひと煮立ち。これが、けっこう美味しい
ソースになる。
オイルフォンデュは、フォンデュ鍋にオリーブオイル、ニンニク2かけ、セロリの葉、ローリエ
等、お気に入りの香草をいれて、ゆっくり180℃になるように温めていく。
鹿肉は、サイコロ状に切り分け、あとは、他にフォンデュしたい具材を用意する。むきえびや
野菜類がオススメ。
ソースは、マヨネーズとケチャップのオーロラソースや、マヨネーズと味噌とニンニクを入れた
もの、もちろん、塩コショウで素材の味を引き立てるのもよいかと。
気になるお味は・・・
日本鹿よりもクセがなく、ジューシーな感じ。肉の味も力強く、非常に美味しい。
ああ、日本人では食べ慣れているから気にならないのかもしれないけど、牛肉よりも、臭いは少ない。
独りで食べるのなら、ユッケや、ルイベなんかにもしてよいかもしれない位に魅力的な肉だった。
まぁ、本当に美味しかったので、機会があれば、是非食べてみてと勧めていこうと思う。