でっどすろ〜らいふ
自 家焙煎始めました!!

2012年02月24日(金) 21時36分05秒 テーマ:食

現在あるプロジェクトのために、贅沢を省き省エネ生活を
行っているところです。その一環として、25年吸い続けていた
タバコをやめたわけですが、コーヒーだけはやめられませんでした。

コーヒー…普及しているコーヒースタンドで1杯300円程度、
本格喫茶店では1,000円程かかってしまいます。
さすがにこれを毎日頂くには、相当な出費を覚悟しなければならず、
なんとか低コストかつ、本格喫茶店と同等の品質を求めるべく、
行き着いた方法が、自家焙煎から手前で行う事でした。


01★購入機器:
  ・焙煎網 2,000円程度(直径120mmステンレス製です。)

★原材料:
  ・生豆(ブラジル・サントス)100g 280円 500g購入 1,400円
  ざっと、喫茶店でのコーヒー4〜5杯分くらいの金額です。



では、さっそく焙煎を始めます。
熱源は、七輪に炭を熾して利用します。
うをっ!これって遠赤焙煎ってやつでしょうか?
炭は、熱が不安定にならないように十分に熾しておきます。
だいたい、炭全体に灰がかぶるくらいにしています。


02焙煎網に生豆を30g程入れます。このとき、割 れている豆や、
傷ついた豆、虫食い豆等を取り除きます。(ハンドピックと言うそうです…)
もちろん素人なので、どれが悪い豆なのかもよくわからず、
あからさまに悪そうに見える豆、割れている豆等をフィーリング
 で取り除きました。…技術が安定したら、取り除かなかった場合と
取り除いた場合で飲み比べてみたいと思います。
あとは、事前準備として、焙煎後の豆を受ける網を用意しておきます。



03はてさて、はたしてうまくいくのでしょう か・・・
 まずは遠火にて1〜2分豆を温めるように焙煎網を翳し、ゆっくりと
左右に振ります。振るといっても、先ずは右側を45度に傾け、次に
 ゆっくりと、左側を45度に傾ける様に振ります。豆が網の左右の高低差に
 よって転がるような感じです。焙煎が終わるまで絶えず振り続けますので
 それなりの根気が必要です。まぁ、20〜30分程度ですが。




0405次に、炭火から、約10cm程度の距離で本格的 に焙煎します。
焙煎網を振ること10分程たったあたりから、豆の表面にある薄皮が
ペラペラとはがれてきますので、蓋をあけ「ふぅ〜!」っと
吹き飛ばします。息で吹くと唾が飛ぶ恐れがあるので、団扇で
煽った方がいいかもしれません。
しばらく薄皮がむけてきますので、2〜3分おきに蓋をあけて、
薄皮を吹き飛ばしていきます。



06焙煎を始めて15分位でしょうか?「パチパチ」 「チリチリ」と
微かな音とたててハゼ始めます。1ハゼと言うらしいてす。
この後は、好みのタイミングで止めて良いようです。1ハゼが
終わったくらいで浅煎、2ハゼ始めた位が中煎、2ハゼが終わった
位が深煎らしいです。今回はとりあえず深煎を目指します。


さらに焙煎を進めていきます。焙煎開始後23分位で2ハゼ目が
はじまりました。1ハゼの時より、はぜる音が大きく聞こえてきます。

27分程で、2ハゼも収まったようでしたので、ここで、焙煎を
終了しました。

すかさず焙煎網から、とり網に豆を移して、団扇であおいで急冷
します。これをしないと、豆に残った余熱で焙煎が進んでしまうそうです。
うーん豆の良い香りが漂います。

荒熱を取ったら、しばらく放置したのち、瓶に入れて冷蔵庫に。3日程
熟成させたら完成です。

07焙煎前と焙煎後で約2倍位に膨らむんですね。
たまらず、豆をかじると香ばしい香りが口いっぱいに広がりました。
そのうち、チョコをコーティングしてお菓子も作ってみたいです。

さて、自家焙煎のコーヒーの味はどうでしょうか??
コーヒーを点てるのが楽しみです。




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