けっこうけだもの
第四四半期進捗報 告


1 月

 年末より風邪の完治と共にノロに感染等、年頭のプロジェクト進行はスロースタートとなっている。冬期中のタスク自体
 は少ない為、昨年消化出来なかった細かいタスクを消化していけるようにもろもろの調整を開始。
 特筆すべきは、凍結していた薪燃料システム中の薪ストーブ実装が完遂でき本運用を開始出来たことだろうか。
 化石燃料消費量、ガス燃料消費量を抑えることができているのが実感できる。

家禽システム
 日が少しづつのびて来ているのが実感できる。1月15日より採卵が出 来るようになった。週産8個程度。

ウズラ  :ウズラ舎の外周を覆っている網が啄みなどにより劣化しているのを発見。舎内の整備を実施。
      小屋内を勢い良く飛び回り、柱にぶつかってよく怪我をしているので、一回り小さく、小屋内に
      網目20mmの塩ビ網を利用して、箱型に作成。全方向で柔軟性を持っているので、飛翔事故は
      減ると思われる。

烏骨鶏  :1月上旬には、抱卵体制が解除された。1月15日より2羽とも産卵を確認。

コーチン :若鳥3羽とも順調に成長している。こいつらは高く飛ばない。

マルイ種 :順調に成長しているも、全体的な個体数が多いので1羽間引き精肉処理を実施。現在は2羽。

農産システム
 春が近づくので来期の育成プランを検討。又、今後の冬期中における野 菜供給のシステム化を検討。

小麦   :中旬、日中、霜が緩み地面の乾燥度を見計らって、2度めの麦踏みを実施。

果樹   :根本周辺に施肥。巨峰蔓の再誘引

金陵辺  :2鉢とも脇より、花芽を確認。在来種株は、3つ花芽を持ったが、室内の気候により、蕾が伸びてきてしまった。

池    :オオカナダモは越冬出来そうなので、一部を引き上げ間引きした。魚影は一切見当たらない。

プランター:1月上旬、菜花の蕾が極大となったので、収穫を開始。菜花の浅漬を作成。下旬まで収穫が出来た。
      そら豆は500mmを超えたので、主芽、脇芽とも摘芯を実施。施肥を行う。

捕獲・採取作業  出猟出来ず。猟場が遠方だと出猟できる機会が相当少なくなる。
 月末に空気入れのヒビ割れたOリング交換を実施。

薪燃料システム
 薪燃料による屋内暖房システムがロールアウト。意を決してやりだす と、思いの外簡潔に構築ができると実感。
 今後は、現拠点における薪材確保のルート開拓を目指す。薪燃料システムについては、現在試行できるタスクとしては
 ここまでとなる。
 初期予定からみると12ヶ月遅れたが、ここで、取り戻す事が出来たのは何より。
 来期以降は、薪燃料給湯システムの模索を行いたい。

薪ストーブ
本体設置 :薪ストーブ本体については、重量があるため運送会社の近隣基地局止で配送してもらい、軽トラにて
      荷受に行き、屋内搬入は、2人力にて行った。梱包をとき、組み上げてから、予定場所に配置する。
      壁面より300mm以上離して設置。こうすることにより、熱対策にもなるし、暖房効率もあがるようになる。

煙突配管 :煙突は120mm経のステン管を利用。まずは配管が出来るようにメガネ石の有孔経130mmより大きく
       外壁サイディングを切り抜く。本体の排煙口にダンパを取り付けて配管を開始。屋内の壁面、天井と2
       箇所を固定足で固定する。
       屋外に出た横引きに掃除口を付けて、立ち上がりを配管する。トップの傘が屋根面より、500mm以上
       高くなるよに調整し壁面に固定していく。壁面貫通部分のメガネ石間隙と、メガネ石とサイディングの
       隙間を耐火モルタルにて補修目地埋めし、乾燥後、外壁面側に耐水モルタルで多い被して仕上げとした。

慣らし運転:ストーブ外面が200度程度になるように火を焚き3時間程度運転→冷ます→運転→冷ますを3度位繰り返す。
      初回運転時は、本体から、耐火塗料の煙が上がり、相当臭くなるので、全開換気をしながら実施。2回め以降は
      臭いなども発生せず、安定、清浄な暖房効果を実感することができた。

運用開始 :着火は慣れれば3分と掛からない。火勢が増したら、太い薪を入れていき安定させる。暖房効果は、
      ストーブ全体が温まり、輻射熱が放出されると得られるようになる。着火後20分位か。この頃になると、
      火勢も安定し、2次燃焼も効果的になり、煙突からの煙は殆ど出ない状態となる。更に1時間程度で屋内の
      半分程度が暖房できる。来月は、1ヶ月での燃費計算を行い、来季の消費量を算出、確保量を算出する。



2 月

 2度ほどの大雪を体験。どちらも50年に1度の・・・とか言われているだけに、初体験として、ドキドキ、ワクワクできた。
 そんな中、近所のカールーフがどんどん潰れていくも、適当に作成した玄関脇のルーフや、鳥小屋は、特に被害なく
 やり過ごすことが出来た。ちょっと自慢げ。
 まわりの雪が消える頃には、2月も終わっていたので、大した活動はできていない。。。

家禽システム
 基本、鶏達は雪の上を歩こうとしない。2度の大雪では、地面が見える まで小屋から出ようとしなかった。
 一度、無理やり追い出したら、狂ったように暴れながら、小屋に戻っていく。。。本当に苦手のようだ。
 雪の重みで一部網が破損したが、直ぐに復旧させることができた。
 下旬より、糠を利用した発酵飼料作りを開始。
 
ウズラ  :産卵は確認できていない。オスの雄叫びが激しくなってきた。

烏骨鶏  :コンスタントに産卵を継続中。抱卵は未だ起っていない。
      2/10に新たに雛を4羽発注
      2/20発注審査通過・受理

コーチン :未だ産卵を確認できない。

マルイ種 :2月25日頃から1羽が産卵開始。購入当時の卵殻の色と同様に濃い目の桜色なので特定しやすい。
      2羽に個体差が。1羽はオスかもしれない。経過観察して、雄叫びをあげるようなら精肉に回す。

農産システム
 半月ほど、雪をかぶっており何も出来ず。。。。

小麦   :雪が溶けたのを見計らい、麦踏みを実施。なんか頼りないが、本当に上部になるのだろうか。

果樹   :昨年末の剪定が効いたのか、大雪にもかかわらず、枝折れした個体は無しとなった。

金陵辺  :在来種株は、開花間近に。もう一鉢は、さほど変化なし。経過観察をする。

池    :雪と氷に覆われており、ほぼ変化なし。

プランター:月末頃、そら豆の結実が確認できるようになってきた。

捕獲・採取作業
 2月8日に出猟を予定するも、大雪のせいで出猟を14日に延期する。 が14日も大雪に見舞われてしまい、
 行けずのまま猟期を終えてしまった。
 結局のところ、11月と、12月で、4回程の出猟しか出来なかったorz
 早い所、プロジェクトを推進して、庭先で撃てるようにしたいものだ。
 猟期終了後、猟友会の親睦会に参加。網猟をやってる方に師事できそうなので、次期は、網猟免許の取得も視野に
 入れるとする。


薪燃料システム
 寒さと天候により、予想以上に薪の利用が進み、急遽補充を行うはめ に。但し、家の入口が雪でふさがっているため、
 人力で搬入を行うなど、力技に頼る部分が多かった。今期の消費量をベースに来期以降の燃料確保見積もりを行う
 必要がありそうだ。

土釜炊飯  :屋外利用という制限があるため、天候の都合で殆ど利用できていない。
        自炊時は、麺類、パン類、餅等を主食として凌いだ。

薪ストーブ :降雪のせいで終日運転を余儀なくされた日が何日が発生。それにより、当月分として確保しておいた
        薪が不足してしまい、婆様宅から、急遽補充を行なった。薪ストーブのお陰で、灯油消費量が月間、
        18L未満となり、昨年同月消費量の7分の1となるので、単純にみると12月頭〜3月末の1シーズンで
        約5万円程度コスト削減が可能と試算できる結果となった。



3月

 前半は、結構寒く、荒れてる日も多く・・・しかも、初っ端から、B型のインフルに感染。まるまる1周間寝込んで
 しまった。だんだん暖かくなるも、寒暖差が激しく結局、大した活動は出来なかった。しかも、欠勤が響き、
 金欠状態に。予定していた、タスクにも手を付けられずorz・・結局年次スケジュールのりスケを行なうはめに。
 まぁ、昨年度末の様な総決算は起こりませんでしたが。。。

家禽システム  3月に入り、各鳥がますます活発に活動するようになった。開放庭外に 生えた雑草を毟り摂って、庭内に入れると
 争うように喰らい尽くすようにまでなった。。。昨年罹災してから、丁度一年の節目ということで、マルイ種1羽を
 精肉し、記念宴会を開催した。又、来月の孵卵予定を鑑み、鶏舎内に抱卵隔離部屋を作成。
 出来上がった発酵飼料を与えだす。皆よく食べるし、糞の臭いも抑えられているよな。卵の味も良くなったような・・・
 
ウズラ  :産卵は確認できず。7羽中オス1羽だと思っていたが、どうやら、もう1羽もオスだった模様。折を見て
      マーキング(タイラップ付け)をする。

烏骨鶏  :3月20日位より、1羽が抱卵体制に突入。毎回、だましだまし、抱いてる卵を取り上げるのがちょっと
      後ろめたい。更に、月末よりもう1羽も抱卵体制に突入。2羽とも産卵停止となった。
      来月初旬より、有精卵を抱卵させる予定。

コーチン :中旬より、最初の1羽が産卵を開始。月末には、3羽とも産卵を行うようになった。図体がデカイ分、
      よく喰らい、よく喰らう・・・懐こいのか、餌欲しさなのか、マルイ種と一緒になって、ぱなけあの後を
      つけますようになった。

マルイ種 :1羽になってしまったが、元気。よく飛び、冒険心旺盛な為、屡々脱走を試みる。。。ある日、騒がし
      かったので、覗いてみると見事脱走成功。開放していない庭をゆうゆうと探索していた。
      猫などに襲われる可能性が高いので、直ぐに捕獲し、可愛そうだが、羽根をカットして、飛び上がれない
      ようにした。

農産システム
 庭、家の周りに雑草が生え出した。昨年秋に余った菜花の種をばらまい ておいた所も、黄色く花が付き。。。
 暖かくなってくるとウキウキ・・・と思いをはせた所、ふきのとうを収穫するのを忘れてる事に気が付き愕然とする。

小麦   :もう一回位踏もうと思っていたら、あれよあれよというまに伸びてしまい・・・

果樹   :月末には落葉樹系の枝先に芽が膨らんできたことを確認。

金陵辺  :在来種株は、開花。屋外の蜂小屋の脇に配置し誘引を開始。。。もう一鉢は、どうも花目が飛んでしまった
      みたいだ。経過観察をする。

池    :水草が一寸づつ勢いづいてきた感じ。来月には、越冬させたホテイアオイ等をリリースする予定。

プランター:そら豆は結実し、どんどん大きくなってきている。来月初旬には、収穫を予定。

捕獲・採取作業  兎にも角にも、インフルに引きづられてなぁぁぁぁ〜んも、出来んかっ た。ちょっと反省。来月からは、バリバリ
 やりたい。。。

薪燃料システム  寒さは薄らいできたが、風が強い時期。昨年の失敗もちょっと引っか かっており、なかなか、思い通りにいかず。
 ただ、昨年比でみれば、まだコスト削減が続いている状態となる。
 
土釜炊飯  :強風が続いたり、荒れた天候があったりで、3回程しか出来ず。あとは、パン、麺で凌いだ。

薪ストーブ :初旬、インフルで倒れた時は、一切利用せず。で、回復後は、10日前後しか稼働させていない。
       来シーズンに向けたメンテナンスを来月辺り行う予定。
       中旬より、ばあちゃんの家で来期分の薪割りを緩行中。来月中には終わらせたい。

技術習得

ホームヘルパーの勉強を始める予定が、資金繰りの関係で繰り下げることに・・・今年中には何とかしたいけど。


資金状況
   全額:   0万円/300万円 ・・・昨年のマイナスが尾を引いて未だに貯められず。夏ごろからはちまちまいけるはず。

   内訳:自己貯蓄 :0万円
       有志寄付 :0万円

2013年度 総括
 火災の復興から始まった年度となったが、ある程度技術的なスキルのアップにもつながったのと、
 猟で得た獲物の有効な調理法もある程度確立できたので、おもてなしスキルもアップできたかと。
 但し、復興による収支バランスが大幅に崩れた事による、資金集めの予定が大幅に狂ってしまった。
 来期以降、新たに検討したビジネスモデルについても、是非を検討していきたい。


進捗報告へ。              TOP へ