けっこうけだもの
第三四半期進捗報 告


10 月

秋まっただ中。ただ、今年は気候がなんかへんで、下旬まで台風に祟られた。ただ、冬に向けた準備を着々と開始したのも
この時期であり、猟期や、冬期休暇のスケジュールなどを立案しながら指折り数えていたし、新しい命の誕生や、去る命の
儚さ等と接しられたのでとても短く感じられた。

家禽システム
鶏・・・足や、眼を見るとどうも恐竜に思いが行き当たる。モミジの下処 理をしたことがあれば尚更だと思うけど、
どうみてもあれは鱗っぽし。。。そして、容赦のない眼・・・まぁ、表情が読み取れないだけなのだが、やはり、
爬虫類っぽく見えてしまう。すでにウズラは産卵しなくなり、烏骨鶏も抱卵に忙しく産卵しなくなり・・・でもコーチン
だけは、未だ産んでくれている。。。いつ産まなくなるのかを見極めたい。

ウズラ:
 中旬に第1次の若鳥3羽を屋外小屋から、ウズラ小屋に移動。3羽中1羽がオスだった模様。それを受けて4週齢に
 達した第2次の若鳥4羽を屋外小屋に移設。屋内の施設がやっと空になり、静寂も戻った。
 放鳥した3羽は、月末には慣れたようだが、メスは既存のオスに追い掛け回されて後頭部が坊主になっている。
 
烏骨鶏:
 10月13日に2羽の孵化が発生。翌14日1羽が孵化。卵を割り始めたもう1羽は、人口孵卵に切り替える。
 これにてすべての卵を回収。翌日より、抱卵体制は解除され、普通の生活に戻る。10月下旬より2羽で産卵を開始。
 週6個のペース。
 
コーチン:
 10月中旬より、産卵がなくなる。又、孵化後のヒヨコを捕食(1羽)する。10月20日雛3羽を購入。10月下旬、1羽が急に
 体調不良に。鶏冠の色が見る見る青くなり、昇天。死因はわからなかったが、伝染性はなさそうである。
 1羽は元気に走り回っている。
 
マルイ種:
 屋内にいると、庭がピーピー騒がしいので訝って覗くと、コーチンが黄色いものを咥えている。さらによく見ると
 黄色いふわふわはところどころほつれ、血が滲んでいるよう。よくよく見るとヒヨコだった。
 早速保護したがすでにグッタリしており、もうダメかと思いつつ、ゲージを用意して保護。翌日更に1羽孵化した
 ヒヨコを無傷で保護。孵化途中の卵も2つ保護。卵の内1つは中止卵となっていたため廃棄。1つは無事に孵化。
 喰らわれていたヒヨコも何とか持ち直し、翌日には、実にけたたましい鳴き声を披露してくれるように。
 結局回収したのは4個分でさらに卵1個分は孵化した跡があったので、コーチンに喰らわれたものと思われる。

農産システム
世間でも秋の味覚が旬を迎え色々な物が店頭に並ぶようになる。柑橘類等 が淡く色づき始めると、落葉植物の葉も
色づき始め、冬を迎える準備を開始する。小規模ではあるが秋の収穫を間近にして気もそぞろって感じになっている。

サツマ:
 10月下旬に収穫。量的には10Kg程。直ぐに食べてみたがあまり甘くない。。。と思っていたら、
 収穫してしばらく置くと糖度が増すとのこと。真冬までおあずけ状態に。
 収穫後の土地に施肥。来月上旬の小麦に備える。
 
果樹:
 レモンは、ほんのり色づきだしいい塩梅に。週に10個づつ位収穫しておすそ分けに。
 葡萄は両種とも落葉が完了。イチジクは落葉を開始した程度。
 
池:
 越冬保存用に、ホテイアオイ、オオカナダモ等を4〜5株程度採取し、室内に移動。
 温かい日中はメダカ等が上面に上がっているのが確認できる。
 
プランター:
 10月末に菜花と、そら豆をそれぞれ栽培開始。
 
直蒔き:
 10月末池の周囲、敷地周囲に菜花種を蒔く。

日本蜜蜂:
 金陵辺肥育

捕獲・採取作業 今年は、10月の遅くまで台風が飛来してきていたので、通過時の強風で 落ちるきのみを拾うには持ってこいな
条件となった。その分、屋外活動がし辛かった訳だけど。まぁ、それなりの事は出来たかな。

木の実拾:
 台風通過の都度、近所の銀杏でギンナン拾いを。近場の山や土手で、クルミ拾いを実施。
 労せず取得できるのが非常に嬉しかった。
 
狩猟:
月末にアウトドア用品を取り揃える。テントとシュラフと剣鉈。あとは、ライフル用のスコープ。
 ちょっとお金は掛かったが予算の範囲内で収まった。解禁までを指折り数えていた。


11 月

秋が深まってくると共に、訪れるのが、狩猟の解禁。来年用の食肉確保に向けていざ出猟へ。プロジェクトの進行に
ついても、新規プロジェクトも開始することに。ここに来てようやっとケダモノプロジェクトの再出発がかなった
状態になりつつある。この冬は熱い行事を盛りだくさん行えそうな予感を抱いていた。

家禽システム
初旬にウズラ舎、鶏舎の防寒用ビニル張替えを行った。と同時に敷きワラ も入れ替える。これで冬用の対策は完了。
あとは、年末に向けて目星を付けておくことに。また、猟期に突入するので、捕ってきた野鳥より病気が伝染らないよう
万全の注意をするように自分に言い聞かせておく事に。育皺用の屋外ゲージをちょいと加工。小さめの出入口を開閉
できるようにして、若鳥の屋外デビューに備える。

ウズラ:
 11月上旬、屋外ゲージに入れていた若鳥4羽をウズラ舎に移動させる。ちょっと混乱はあったものの
 月末までには、落ち着くようになった。新旧合わせて14羽体制となったので、ここから、2〜3羽を選定する
 予定。
 
烏骨鶏:
 2羽とも元気に卵を生み続ける。7〜8個/週程度で採卵できた。
 
コーチン:
 元気に1羽動き回っている。が、世代交代をさせるべく、この子も選定する。
 新世代の3羽は、21日齢にて屋外ゲージへ移動させる。食欲旺盛でみるみる肥大している。
 
マルイ種:
 こちらの3羽もコーチンと時期を同じに屋外ゲージへ移動させる。食欲がすごい。。。
 大きくなるごとにちょっと、キツイ感じの面相になってきたように思える。
 両種とも暫くゲージに慣らし、月末には出入口を開放。ここより、庭先へ出ていけるようになると、果敢に
 冒険へでていく。コーチンや、烏骨鶏に追われても、出入口からゲージに戻れば安全であるのでここで暫く
 ならしていけば、喧嘩などの紛争はおきにくくなると思われる。

農産システム
新たな可能性に着手。冬〜初夏にかけての小麦栽培、栄養が無くなったと ころで夏から秋にかけてのソバ栽培を
予定。先ずは小麦の栽培から実践してみることにした。

小麦:
 11月上旬、サツマ収穫後に施肥された土地にパラパラと、小麦を蒔く。1周間程度で発芽を初め、11月下旬
      には、本葉が3〜4になったので麦踏み(1回目)を実施。地面が乾き、霜などが降りてない状態の時に行うのが
      良いらしい。こうすると丈夫に育ち沢山結実するとのこと。
      
果樹:
 中旬にはほぼ色づいた。長期に渡り利用したいので、20個づつ程度を何回かに分けて収穫。
      月末には、実家の柚子(実生)も30Kg程度収穫。こちらも数回に分けて収穫するよてい。
      
プランター:
 上旬に発芽。屋内のひだまりに配置しているので、どんどん伸びていくのがよく分かる。
      中旬には、間引きを行った。そら豆は3株に。

日本蜜蜂:
 中旬、霜の降りる前に金陵辺を屋内へ退避。

捕獲・採取作業
狩猟シーズンに入るため、他の案件はひとまず棚上げとして、狩猟に専念 する状態に。事前準備も万端に整えておいた。

狩猟:
 初旬に新しいスコープのゼロイン調整をしに、射撃場へ出向く。翌週、に猟場の下見に朝一から出かける。
 入猟1周間前より、潔斎を行い、猟期の安全を祈願。
 猟期初日、父と同行して、猟場に。地元のハンターさんと情報交換したり、猟場を紹介してもらったり。
 結局ボウズだったが、地元ハンターさんが獲った、マガモ、キンクロを頂く。
 下旬に2度めの出猟。マガモ雌を2羽Get。鴨すきや、串焼きに。

技術習得
猟の合間に、今後の課題遂行にも役立つと思われる技術を習得する。

蕎麦打ち:
 二八蕎麦打ちの習得。。地方に出かけた際購入したそば粉を利用。そば打ち体験に行きたかったが、そうも
 いかず、YouTubeにて独学し実践。何度か作り、ある程度の品質のものをコンスタントに作れるようになった。
 蕎麦つゆも含め、周りにはなかなかの好評価を頂き、自信をつけた。



12月

狩猟、年越しの準備、けだものダイニングの試行等、イベントが盛りだくさん。長期休暇取得も行い、進捗が遅れていた
タスクのキャッチアップも行う。。。。年内中になんとか、遅延を取り戻したいと、最適化した予定を検討。
ちゃんと消化できていれば遅れは殆ど取り戻せると思われる。(プロジェクト資金確保以外だが。)

家禽システム 年末に行う各種宴会に備え、前もって選定していた何羽かの家禽を食肉用 に処理する。繁殖や、飼育については、
ある程度ノウハウが貯まってきた。来春からは、発酵飼料の作成に取り組みたいと思う。
開放庭の天幕にしていた網をより丈夫なものに張り替える。

ウズラ:
 今年生まれのオスが1羽、昇天。縄張り意識が強いぶん、オスを追加するのは難しい。
 次回からは、雌雄判定を正確に行った上でハーレムを形成出来るようにしたい。
 けだものダイニング用に第一世代の雌4羽を精肉処理した。現在8羽。
 
烏骨鶏:
 クリスマス過ぎ辺りから、2羽とも抱卵の体制に入り、産卵も一切無くなった。今年最後の卵は、
 年越しそばのツナギとして利用。来春は、雉子の孵卵にも挑戦してもらう予定。
 
コーチン:
 親鳥は、年末のキリタンポ鍋用に精肉処理。これにより、鶏舎内での勢力図が変わり、烏骨鶏が頭角を
 現すようになった。肉質は、硬いが非常に良い味の肉だったのと、ガラもモミジも良い出汁がとれたので
 来年以降もこのサイクルを続けていけるようにしたい。若鳥達は、だいぶ成長してきた。12月中旬位から、
 屋外ゲージの出入口を利用できないほどまでに巨大化。来春からの採卵に期待がもてる。
 
マルイ種:
 コーチンと変わらずに成長し巨大化が進む。但し、高所を好むようで、夜等は、ぶどう棚の上等、
 2m程の所で寝ている。夜に掃き出し窓のカーテンを開けると視線の高さに居るので目があってびっくり
 する事もある。

農産システム
冬本番となり、木々の吸水もほぼなくなってきたので、春に向けての剪定 作業等を実施。

小麦:
 降霜にも耐えて越冬体制に入った模様。暫くは静観する事に。
 
果樹:
 レモンは、年末までに全てを収穫。今期の結実量は、120〜130個程度だった。実家の柚子も冬至前に取り残しの
 約50Kgを収穫。こいつらは収穫と同時に剪定も行った。巨峰の蔓も、剪定及び誘引し直しを行った。
 サクランボ、イチジク、琵琶、山葡萄は、放置。境界に植えてあるニオイヒバもついでに剪定した。
 
プランター:
 菜花は順調に育ち年末には、小さな蕾を持つほどに成長。そら豆は、脇枝が出だして400mm程に成長したので、
 支柱を据え付けた。
 
池:
 全面氷結する日が増えた。解氷しても水面に魚影を見ることは出来ない。群生していたホテイアオイはほぼ
 死滅か、茶色くしなびている。ミニ睡蓮の植え替えを行った。

日本蜜蜂:
 金陵辺へ施肥して給水を欠かさずに行う。変化は見当たらない。

捕獲・採取作業 もっぱら狩猟に勤しむが、年越しに向けて竹取り等も実施。

狩猟:
 2回ほど出猟。マガモ、カルガモを2羽ずつとる。ただ、肉にするまでの手間がかかる。特に毛羽毟りが
 大変。
 12月上旬に知り合いの筍山にて、その方が仕掛けていたくくり罠に4歳程度の牡鹿が掛ったので1頭を
 まるまる頂く。解体〜精肉まで1日仕事となったが、備蓄量は相当増えた。
 
竹取り:
 知り合いの竹山にて孟宗竹の間伐と、正月に備えた竹材採取を行う。様子見程度で行ったので、採取した量は
 少なかったが、今冬中に再度採取できるように調整する。
 
シッタカ:
 千葉県の某海縁にてシッタカを採取。約10Kg程度。

薪燃料システム 一年程凍結していたタスクを再開。当初計画より若干手間やコストを抑え られるように再設計し、各材料の発注、
一部施工を開始。途中で体調を崩し年内の構築は無理だったが、完成が見えるところまで進められたので良しとする。

設置場所の防火:
 床下の補強をし、床面の保護として、ビニール→コンパネ→ボード→砂→耐火レンガと0.8uに敷き詰める。
 耐火壁として、壁面より40mm程離した所に耐火レンガを700mm程積み上げて耐火壁を構築。
 レンガ間の結着は、気硬性の耐火モルタルを利用。
 
壁貫通箇所防火:
 設置位置の中心(ストーブの煙突位置を芯とする)を基に壁面に煙突を貫通させられるように加工を施す。
 煙突横引きが天井より、300mm下方になるように高さを調整し、内壁を500mm正方で切りはずす。
 壁の構造は、内壁(耐火ボード)→断熱材→コンパネ→防火サイディングとなっているので、サイディング
 だけ残し、ALC防水性メガネ石を設置出来るように加工する。

技術習得
もろもろのタイミングが噛み合い、プロジェクトには欠かせない技術の習 得(第一歩)が行えた。

チェンソー:
 購入してあったハスクバーナのチェンソーを初運転。冷時始動、暖時始動の手順を確認。各機構の確認
 取り扱い手順の確認と実践を行う。(慣らし運転も込み)
 立ち木(孟宗竹)の伐採、玉切りの実施。
 
間伐:
 孟宗竹林での間伐作業の手伝い。間伐木の決定方法、竹林管理方法の習得、山からの搬出方法の習得等。


資金状況
   全額:   0万円/300万円

   内訳:自己貯蓄 :0万円
       有志寄付 :0万円

そろそろ来年度の計画策定を始める。。。。
遅延した資金調達の時期を短縮するための方法を検討したい。

進捗報告へ。              TOP へ